子どもの非行を防ぐために大切にすること

2018.05.09 (水)

子どもの非行を防ぐために大切にすることは、「どうして?」です。子どもが小さい頃に、頻繁に言っていたあの言葉です。「どうして?」を大切にしましょう。

 

 

大切にするとは、もっと頻繁に「どうして?」を使うということです。子どもに対してだけでなく、自身に対しても、です。「どうして?」と聞くことで、物事の裏側を探ろうとする意思が働きます。目に見える表面的なものを見ているだけでなく、目に見えない部分も感じられるようになること。目に見える表面的な部分の裏側にある、目には見えにくい本質的な部分を意識できるようになること。それが子どもの非行を防ぐのです。

 

 

非行に走る子どもは、自己中が多いです。自分の考えに固執したり、自分以外の考えや価値観があることを理解できなかったり。頭が固く、柔軟に物事に対応することができません。自分が正しくて、相異があるものは間違い、という先入観から抜け出せておらず、視野が狭いのです。

 

 

子どもばかりではありません。子どもへの影響は、周囲の大人によるものです。子どもが自己中になるということは、周りの大人がその子どもに対し、広い世界を示ていないという事でしょう。大人が自身の自己中を認識し、180反対の素直な頭へ転換を図ることが、子どもの非行を防ぐ方法なのです。

 

 

自己中からの脱却が、子どもの非行を防ぐ扉になります。自分以外の考えや価値観を理解すること。状況や人に応じて柔軟に対応できること。正しいと間違いだけで物事を見ず、本質を捉える俯瞰的な視点を持っていること。それが自己中からの脱却です。

 

 

物事の裏側に思いを巡らせることが、「どうして?」と子どもに対して、それと自身に対して問うことの意味なのです。

 

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