あおり運転を抑えるポイントとは

2018.01.17 (水)

車の運転中のトラブルで相手を殴ったりして逮捕、というニュースを昨日見ました。ちょっと落ち着いたかに見えましたが、まだまだ「あおり運転」は多くの人が気にとめるワードのようです。

 

 

以前、コラムでも書いたとおり、あおり運転をされないようにするには、相手に譲る事です。交差点で双方が同じタイミングで曲がろうとした場合、同じ駐車区画に双方が同時に入ろうとした場合、合流のタイミングぶつかりそうになった場合。そんな時に、相手に優先権を譲るのです。そうすればトラブルになることは防げます。

 

 

これも以前のコラムで書いたのですが、譲る時のポイントは「道交法の優先に関係なく譲ること」です。「自分の方が優先だ」「相手は直進、自分は左折だ」「自分の方が先に来た」にこだわっていると、トラブルになります。求められているのは「道交法の知識」ではなく「譲る心」です。

 

 

と、ここまでは前回のコラムでも書いたことです。ここからは追伸です。

 

 

交通トラブルになるきっかけは、確かに相手と重なったことがもっとも多いでしょう。タイミングが重なったために、そのまま進めばぶつかりそうになった事がきっかけなのでしょう。

 

 

ですがそれは、あくまで「きっかけ」に過ぎません。運転中に相手をあおる原因は、別のところにあります。それを私は、男性的価値観と読んでいます。

 

 

怒ることによって、恫喝することによって、威圧することによって。相手を支配したい、相手をひざまずかせたい、相手を屈服させたい・・という気持ちが、相手を「あおってやろう」と思う原因なのです。

 

 

これは男性に特に認められる気持ちです。女性よりも男性の方が、このような攻撃的な価値観を持っているはずです。意識はせずとも、全ての男性がこのような攻撃的な心情を持っているはずです。なぜならこのような心情は、男性の性(さが)だからです。男性が男性たる根本。生物学的な意味で、男性の根幹に関わる心情だからです。

 

 

男性というのは、常に攻撃対象を求めています。運転においてもです。隙があれば相手を攻撃したい衝動を持っているのです。交通トラブルというのは、そんな衝動が解放されるきっかけに過ぎないのです。

 

 

この考えを頭に入れておくことで、随分と運転に対する意識が違ってくるはずです。

「男は常に攻撃対象を求めている」

「誰かを攻撃するきっかけ・交通トラブルを求めている」

 

そう考えれば、相手とぶつかりそうになった時にも、より強く抑止力が働くはずです。より強く「相手を攻撃しないようにしよう」と思えるはずです。

 

 

この男性的な価値観を頭に入れておくことが運転において、相手をあおりたくなる衝動を抑えてくれるのです。

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