小学校低学年の子どもと話す際に注意すべき事とは

2016.11.14 (月)

平静を装って話をする事です。

 

小学校低学年くらいの子どもは、馴染みのない大人と話をする際、とても緊張します。

 

「この人はいい人だろうか。悪い人だろうか。」

「自分をどうしようとしているんだろう。」

「怒られやしないか。」

 

といった感じです。ですので、子どもはこちらの発する言葉に敏感になります。例えば大事な場面で、いくら「何があったのか」を知りたいからと言って、

 

「その人はこっちに行ったんだね⁉︎」

「どんな人だったか言ってごらん⁉︎」

 

などと強く聞いたり、

 

「それは本当なんだね⁉︎」

「ウソじゃないね⁉︎」

 

などと強く相づちを打っては、子どもは圧倒されて黙るだけです。

 

聞く方としては、大事な所なのでキチンと聞きたいと思い、ついつい強く何回も聞いてしまいます。モゴモゴした子どもの話し方に業を煮やし、先取りする様な、プレッシャーを与える話し方になりがちです。

 

しかしその様な雰囲気を出すと、子どもは

 

「こんな事言ったら怒られるんじゃないか。」

「これは言っていいのかな。」

「これを言ったらどうなるんだろう。」

 

と構えてしまい、思った事を素直に言ってくれません。

 

どうしてもキチンと聞きたい大事な所でも、大事な所だと言う雰囲気を表に出さずに、平静を装って話をします。モゴモゴした話でも先取りせず、はやる気持ちを抑えながら話をします。

 

小学校低学年の子どもが話しやすいように、声を荒げたりせず、抑えながら話す事が求められます。平静を装うのです。

 

 

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