知らない子どもに声をかけると、警察から犯人扱いされるのか。

2017.01.12 (木)

ネットのニュースで、「大阪府で、知らない子どもにお年玉をあげた人が犯人扱いされた」という記事がありました。

 

その記事についてのコメントで、「犯人扱いされるから、子どもが泣いていても近づかない方がいい」という内容のコメントも。

 

これについてはですねぇ、騒ぎ過ぎです。警察から話を聞かれただけで、「犯人扱いされた」と声をあげる人が多すぎるんです。そりゃあ警察官も声を掛けますよ。犯罪を未然に防がなければならないんですから。

 

犯罪が発生してからでいいんなら、犯人に似た人だけに声を掛けます。そうすれば、少しは声を掛けられる人の対象が狭くなって、警察官も仕事が楽になります。

 

ですけどそうも言っていられない。体感治安を改善させるには、犯罪の発生自体を防がなければなりません。そうしたら、一見平穏に見える日常の中で、一見犯罪とは関係なさそうな人に声を掛けるしかありません。

 

だいたい、声を掛けることはいい事だらけ。皆んなもっと声を掛け合った方がいい。声を掛け合えば地域に活気が出て、和も広がります。

 

何より、声を掛け合う地域は犯罪の発生が少ない。犯罪を未然に防ぐにはどうしたらいいか。答えは「声を掛ける事」です。

 

例えばこれから盗みをしようとしているドロボーはどんな時に「やっぱりやめよう」と思うのか知っています?それは、声を掛けられた時です。

 

「どこかに盗みに入れそうな家はないかな」なんて思いながら住宅街を歩いているドロボーが「やっぱり今日は盗みをやめよう」と思うのは、声を掛けられた時です。

 

「こんばんは」とか「どうしたんですか?」とか声を掛けられた時に、「自分は見張られているんじゃないか」「ドロボーしてもすぐに捕まるんじゃないか」などと思うんです。

 

声を掛けるっていうのは、直で犯罪の減少につながる方法なんです。お金を出して高い防犯カメラやブザーを買うよりかよっぽど生産性が高いんです。

 

ただ、皆んな声を掛けようとしない。「犯人扱いされるから声を掛けない」なんて言い訳して。本当は勇気がないだけでしょう。見ず知らずの人に「どうしたんですか?」の一言が言えない。

 

変な言い訳してないで、声を掛けたらいい。子どもが泣いていたら、声を掛けて一緒にお母さんを探してやったらいい。

 

その後で警察官に声を掛けられたなら、説明をしたらいい。そこまでしもしないで、想像でモノを言う人が多すぎる。「ここで声を掛けたら、警察に犯人扱いされるんじゃないか」なんて。

 

実際そこまでした事あるの?子どもを助けたことあるの?それで犯歴ついた事がある人はいるの?

 

それで警察から声を掛けられたら、説明するだけ。「自分はどこの誰々で、今、子どもがこういう状況だったから〜」って説明するんですよ。

 

そこまでしもしないで「もし犯人扱いされたら〜」なんて縮こまってたら、どれだけ勇気がないんですか。

 

声を掛けましょう。

犯人扱いされる?

そんなの関係ないです。

 

声をかけない時代?

時代じゃありません。勇気の問題です。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 知らない子どもに声をかけると、警察から犯人扱いされるのか。

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP