子どもの非行のない社会を作るために必要なものとは

2018.05.23 (水)

「具体と抽象」の概念が浸透すれば、子どもの非行はなくなります。

 

 

まず、非行少年や犯罪者というのは、自己中です。自分の考えに固執して視野が狭くなっている事。自分とは違考えや価値観を想像できない事。一つ上からの視点で俯瞰できな事。このような考えが、自己中なのです。

 

 

「自己中の正反対を目指せば、非行はなくなるのではないか」というのが私の仮説です。自分の考えに固執する事なく、人や状況に応じて柔軟に対応できる事。自分とは違う考えや価値観があることを想像できること。一つ上からの視点で俯瞰できること。

 

 

このような考えを私は素直と呼んでおり、自己中の正反対です。

 

 

この素直な考えができるようになるには、「具体と抽象」の概念を理解することが必要です。というのも、具体と抽象の概念を理解できうようになると「自分には見えない世界がある」「間違っているのは自分かもしれない」という気づきを得られるのです。

 

 

抽象度の高い概念は、見える人にしか見えません。抽象化というのは、わかる人にしかわからないのです。抽象化された概念が見えている人には、抽象化されていない具体の世界も見えます。ですが具体レベルしか見えていない人に、抽象化された概念は理解できないのです。

 

 

一人の中にも、抽象化して見える分野もあれば、抽象化された世界に気づいていない分野もあります。その時のコンディションや気分によっても違うのだと思います。

 

 

ですが社会の中の無限に重なり合っている具体と抽象の層がわかれば、「自分が見えていない抽象レベルがあるかもしれない」と想像することができるのです。

 

 

自己中を正し、素直な頭にする事の要は、具体と抽象の概念です。それは「間違っているのは自分かもしれない」という気づきを得られるかどうかなのです。

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぎための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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