非行を防ぎ、素直な子どもへ

いくら子どもがカワイイカワイイと思っていたって、叩かれたり蹴られたりしたら、頭に血が上って何もかもがどうでもよくなってしまいますよね。

確かに子どもはカワイイんですが、それでも手を挙げられたりしたら「もう勝手にしろ」と思うのが、人間だと思います。

ですけど、いつまでも怒っていたって物事は前に進みません。一時的な怒りの感情に身を任せていても、時間が無駄に過ぎるだけです。いつまでも「イライラするなあ」なんて怒りにとらわれていても、何も生まれません。１日１日を無駄にしないためにも、冷静になって子どもとの時間を過ごしましょう。

いつまでも怒りの感情を忘れられずに時間を無駄に過ごさない為には、目標を持つことが有効です。長期的な目標です。長い人生で、自分はこの先どうしたいのかです。

例えば子どもに「もう勝手にしろ」なんて顔をプイと背けても、「本当は暴力を振るうのをやめてもっと優しくなって、一人で生きていけるように成長してほしい。」という本心があれば、怒ってイライラしている時間がいかに無駄か感じるはずです。

早い段階で怒りを解消するには、ハッキリとした「自分はどうしたいのか。」という目標を意識することが重要になります。

そうすればイライラしていて着地点が定まらずにフラフラしていても、自分が本当に望む着地点にたどり着けるはずです。

怒りの感情に支配されず、方向を見失わないためには長い目で見た目標が必要です。普段、落ち着いている時に考えてみてください。