なぜ子どもの成長に「今」が大切なのか - 非行を防ぎ、素直な子どもへ

なぜ子どもの成長に「今」が大切なのか

2018.08.05 (日)

最近、「今」を大切に!っていうメッセージを多く見かけます。過去や未来を気にするよりも、生きている現在進行形の今現在を大事にして生活しよう、という事です。

 

 

過去を気にするっていうのは、いつまでもウジウジと後悔している、という事です。「あの時にこうしておけばよかった」とか「あんな態度を取らなければよかった」とか「あの場面でもっとああしておけばよかった」という口惜しがる気持ち。

 

 

未来ってのは、不安がる気持ち。「こんなことが起きなきゃいいな」「あんなことになったらどうしよう」「こういう風な態度を取られたらまずいな」という未来に対する恐れ。これから先の将来に訪れるであろうことを気にするんです。

 

 

この過去と未来を気にすることに対する共通点は、「気にしてもしょうがない」っていうことです。過去は変えられませんから。いくら気にしても、もうすでに起こったことはしょうがないんです。少し思い出すだけなら反省の材料にもなるんですが、ある一定以上は堂々めぐりになります。いくら悩んでも切りがない状態です。

 

 

未来も気にしてもしょうがないんです。どう転ぶかわかりませんから。社会っていうのは変数が多すぎます。長期計画なんて、いくら計画してもその通りに行くことはないでしょう。遠い未来のために今をどう生きるか考えても、自分は変わらなくても周りの社会は急激に変化していってしまうでしょう。今と未来では状況が違っているのです。

 

 

何年か前にベストセラーになった「嫌われる勇気」という本。これには、人生とは連続する刹那である、と書かれていました。その時その時の一瞬が連続して流れていくのが人生なのでしょう。おそらく、過去から未来へ、永遠にレイヤーが続いていくイメージです。そして、幸せとはその一瞬一瞬を大切に生きることだというのです。

 

 

子育ても同じことが言えるでしょう。子育てをしていると、よく長期計画を気にしてしまいます。「子どもを将来、こんな学校に入れたいから、今はこんな勉強をさせよう。」というのはよくある話です。ですが、思い通りにいくことって結構ないんですよね。

 

 

子どもは天邪鬼です。期待通りに成長してくれることなんてありません。ですが私たちは、せっかく立てた計画が無駄になるのが怖くて、道を外れるのが悪いことだと思ってしまうんです。当初の予定が善で、そこから違う道に行く事を悪だと考えてしまうんです。

 

 

はっきりと善と悪にわかることはしないまでも、フラットな考えができなくなります。思考にバイアスがかかってしまうんですよね。当初の予定を遂行しようという引力が働くんです。だから、素の状態からの判断ができなくなるんです。

 

 

過去の後悔も、引力になってフラットな考えを邪魔します。言い訳を作ってしまうんです。「今、子どもの成績がよくないのは、あの時にこの塾を選んだからだ」「今、子どもが反抗的なのは、あの時に起こった出来事が悪い」などと。

 

 

でも考えてみてください。社会は変数だからです。そんなに簡単に、今の原因を究明できるほど、世の中は単純じゃありません。多くの出来事が複雑に絡み合って構成されているんです。今と過去が一本の線で因果関係が出来上がるなんて、あり得ないでしょう。

 

 

ですが後悔をしていると、考えに隔たりができるんです。気にしていることや後悔してることほど、簡単な一本の線で原因と結果が繋がっているように思えるんです。そんな単純なことなんて、世の中にはないはずなのに。

 

 

子育ても、今の一瞬を楽しみましょう。正解なんてありません。今、目の前の子どもの笑顔を信じましょう。そこに笑顔があるなら、嬉しそうな声で語りかけてくれるなら、輝かしいオーラを出しているのなら、それでいいんです。

 

 

子どもがキャッキャキャッキャと声を上げているのなら、体全体で喜びを表現しているのなら、素直な気持ちを表現しているのなら、その瞬間以外は深く考えても仕方がないでしょう。昔の事実と今は繋がりません。同じように、今と遠い将来も単純には繋がりません。

 

 

越える山や谷が大きければ、その分、余計に因果関係はわからなくなります。人生が平坦なはずがありません。今を重視して生きる事を阻害する要因は何もないんです。今の一瞬を大切に生きる。あなたがそう生きれば、子どもも背中を見て同じように生きるはずです。そんな生き方が、子どもにも幸せをもたらすのだと思います。

 


 

 

 

 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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