子どもの考える力を養うため、家族が積極的にするべき行動とは

2016.06.09 (木)

子育て本を何冊か読んで思うのですが、最近の子育てのポイントは「主体性」、「自分で考える」、「リーダーシップ」などにあるようです。多くの子育て本で語られています。

 

「子どもの考える力を養うために、何事もしてやろうとせず、しつけもしつつ、できるだけ自由に育てる。子どもの意思を尊重し、目標を自分で立て、その目標に向かうことで思考力や決断力を養う。」というものです。

 

ただし、「子どもは親をまねるために、結局は親の影響を受ける」という考えにたった場合、子どもに考える機会を与える育て方だけでは不十分です。周りの家族も考えることを積極的にしなければなりません。

 

「主体性」、「自分で考える力」、「リーダーシップ」を子どもに養ってほしいと考えた場合、家族にも「主体性」、「自分で考える力」、「リーダーシップ」が求められます。子どもと接する中で親からにじみ出てくるこれらの力が、子どもにも影響を与えるのです。

 

例えばお金の問題。子どもに色々な経験をさせたいと思うと、本をたくさん買い、様々な種類の玩具を買い、習い事もできるだけ多くさせたくなります。しかし当然使えるお金には限界があるため、どこかで控えなければなりません。

 

買う本の数を抑え、買う玩具の数を減らし、習い事も絞らなければなりません。お金を持っていない家庭ほど、子どもに経験させる機会が減ってしまうと思われがちです。

 

しかし私はそこにこそ、子どもを伸ばす機会があると思うのです。お金に限界があるからこそ、私たちは本や玩具や習い事を厳選しなければならず、親が子育てについて深く考えなければなりません。

 

お金に余裕があれば、無制限に本を買い、玩具を与え、習い事を増やすこともできます。しかし現実にお金には限りがあります。限られた予算内でのやりくりが、親の考える力を養い、子どもにも好影響を与えるのだと思います。

 

確かに子どもには「自分で考える力」が将来、必要だと思います。そのために、私たち親も必死で子育てについて考えなければなりません。

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