警察が治安や交通安全を守るために必要なものとは

2018.01.23 (火)

生産性という言葉が、注目を集めています。政府も生産性革命と、声たかだかに言っています。書店には「生産性」の言葉を冠するタイトルの本が、たくさん並んでいます。ネットでも「生産性を上げる・・」「チームで生産性を・・」など。

 

 

生産性とは、「投入する資源を最小限に、成果を最大限に」ということです。成果を出すために何時間も時間を使ったり、ひたすらマンパワーに頼ったり、お金をただただ大して成果が上がらないことに使ったり。

 

 

警察組織にも、生産性という言葉が必要です。生産性という言葉を知らず、生産性という概念を知らず、ただただ時間とお金を大量投入することを良しとしています。おそらく時間とお金を大量投入すると、「仕事をした気になる」のです。

 

 

「自分はこれだけ仕事をしました。」「自分はこれだけの時間、働きました。」「これだけの人員を投入します」という報告を上司にしやすいのです。時間や人員をは数字として視覚化しやすいので、それを成果であるかのように報告することができるのです。

 

 

例えば、「今月は交通事故が多くは発生したから、街頭に警察官を立たせよう」などという発想です。交通事故が多く発生したら、警察官を街頭に多く立たせるのは、慣例でしかありません。そうすることで「交通事故を防ごうとしている」という姿勢を見せていに過ぎないのです。得られる成果はありません。

 

 

される警察官の時間や人員によって得られる成果は、ほとんどありません。街頭に警察官が立ったからと言って、警察官を見たその一瞬だけはドライバーも気をつけるかもしれませんが、過ぎ去れば元どおりです。極めて生産性の低い施作なのです。

 

 

治安、交通安全を守るためには、警察が理解しなければならないのは、生産性の概念なのです。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 警察が治安や交通安全を守るために必要なものとは

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP