税の根本的なモヤモヤがなくなる〜経済ってそういうことだったのか会議

2018.08.22 (水)

 

 

分かりやすく、経済について語ってくれる本です。対談形式なので、堅苦しい感じがなく、どこかフランクな感じで読み進められる本です。2002年発行ということもあり、記載されている写真などにどことなく古さを感じますが、それもまたいい味です。

 

 

トピックはそれぞれ「貨幣と信用」「株の話」「税金の話」「アメリカの経済」「円・ドル・ユーロ」「アジア経済の裏表」「投資と消費」「起業とビジネス」「労働と失業」となっています。私は「税金の話」勉強になりました。

 

 

税金って、非常に難しいところがあると思います。ごちゃごちゃと糸が絡まっているイメージです。ですが、その糸の根本的な部分に光が当てられた感じがします。税金の成り立ちっていう大元の部分から対談が始まっているのが、理解の手助けになりました。

 

 

税金をとる政府を、みかじめ料をとるヤクザに例えていたところが、案外分かり易かったです。初めは王様みたいな人が、集団にとっていいことをしようとして取り始めたのが、税金だったんです。ですが、取り方が難しいんで、だんだん複雑化して言ったんです。

 

 

基本的には、税金というのは公平・中立・簡素、であるのが望ましいんです。ですけど、やはり十人十色で色々な人がいる。さらに何億人という人から国は税金を取らなければならないので、どうしても複雑化していかなければならない部分があるのだそうです。

 

 

物を買うときに人々から徴税すれば公平なのか。もうけが出たときに人々から徴税するのが公平なのか。どの方法が公平で中立でって考えて言ったら、簡素ってのは後回しになってしまうものみたいですね。それと、儲けている人から余計に徴税するはいいことなのか、とか。

 

 

税金に対するモヤモヤとしたもの。なんとなく頭の中にはあったけど、理解には至っていなかったものが、そこそこ理解に至ったって感じです。この本を読んで。文字が細かいし400ページある本で、内容も小難しいテーマなので、読むにはエネルギーが必要なことも確かです。

 


 

 

 

 

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