まずは声にエネルギーを乗せること〜人生は「声」で決まる

2018.09.12 (水)

「声にエネルギーのない人が多すぎる!」

という嘆きから入っている本です。声には本来、力があるんです。どんな力か? というと、人生を良い方向に持っていく力です。人脈も、仕事も、お金も、異性も、全ては声で引き寄せることができる。それだけの力を、声は持っているんです。

 

 

それだけ意識しなければならないんです。声っていうのは。なのに、声に無頓着な人が多すぎます。声というものを、多くの人は甘くみているのではないか? 声に対して過小評価しているんではないか? 声をナメている人が多いのではないか? というのが、著者の主張です。

 

 

声に対して多くの人が無頓着になったのは、時代背景もあります。何より会話する機会が減ったことが多いのでしょう。スマートフォンの登場によってです。わざわざ電話で声を届ける必要がなくなりました。電話で声を届けようとすると「人の時間を奪うな!」と怒りをあらわにする人も出てくる始末です。

 

 

みんな、本当によくスマートフォンを使います。その結果、声を使うことがなくなりました。LINE、メール、フェイスブック、どれもテキストで意志を送信可能です。直接的に声で意志を届ける機会が圧倒的に減っているんです。現代は。

 

 

本来、声を聞きたいもの同士である恋人同士さえも、お互いの存在をテキストで確認しています。スマートフォンに打ち込んだテキストが、よりフィットするようになってしまっているのです。実際に会ったり、電話で話したりするよりも。

 

 

今でこそテキストに取って代わられている声です。だけど本来、声というのは、もっと原始的なもので、人間的なものです。生命活動の根幹に根ざしたものです。テキストを持たない動物は、鳴き声を使います。危険を仲間に知らせたり、異性を呼び寄せたり、相手を脅して近づかないようにしたり。

 

 

声というのは、皆さんが考えているよりももっと有用なものなんです。だから、声をもう一度見直して見ましょう。声を意識的に使いこなすようにしましょう。声の力を信じて、鍛えましょう。そうすれば、人生が好転します。あらゆる幸福が舞い込みます。声によって!

 

 

声に力を乗せる一番良い方法であり、一番簡単な方法は、思いを乗っけることです。声は何かを伝える手段なので、本来、声には思いが乗っかっているはずです。「こんなことを知って欲しい」「これに気づいて欲しい」「この事を伝えたい」そんな感情が、声には乗っかっているのが理想なんです。

 

 

ですが、そんな思いが声から失われているのが、現代の多くの人に感じる、エネルギーのない、弱々しい声です。だから、まずは声に意志を乗せる事です。それが一番簡単だし、そうすることで声に力強さが宿るのです。

 

 

著者曰く、声の良さに正解はないそうです。声は十人十色です。色々な声があっていいし、色々なタイプのいい声が存在します。一般ん的には、落ち着いた声とか、ハキハキした声とか、優しい声とかが存在します。

 

 

ですが、落ち着いているからいい声か、ハキハキしているからいい声か、優しく聞こえるからいい声か、というと、そうでもありません。変数は無限です。その場その場次第ですし、話してのキャラクターにも寄るでしょう。

 

 

誰に伝えたいか、どれだけの人に伝えたいか、声を発している人はどんな人か、などです。だから、正解を求めず、あなたなりのいい声で構わないのです。エネルギーの乗った声、相手に何かしらの思いを想起させる声、行動を促す声。

 

 

そんなエネルギーを持った声を出せるようになれば、人生が変わります。あなたも、声の効用に気づくことでしょう。あなたの発する声によって、周りの風景が違ってくることに気づくでしょう。全ては声なのです。声によって、人生が変わるのです。

 

 

成功も失敗も、幸福も不幸も、余裕も焦りも、充実感も喪失感も。声を身につけましょう。声で人生は変わります。思いが乗ったいい声。それで人生は変わるのです。まずは声にエネルギーを載せること。それで人生は変わるのです。

 


 

 

 

 

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