シンプルに振り込め詐欺を見抜く3つのポイントとは

2017.12.29 (金)

振り込め詐欺のメールや電話が世間をにぎわせています。

「もし自分に振り込め詐欺のメールが来たら見抜けるだろうか」

あなたにもそんな不安があると思います。

 

 

先日、私のところにも振り込め詐欺のメールが来たのですが、警察官時代によく相談されていた内容と似ていたので、すぐに振り込め詐欺だとわかりました。どの振り込め詐欺にも典型的な例があります。それをご紹介します。

 

 

◆裁判沙汰をちらつかせる

 

「支払わなければ訴訟を起こす」や「裁判所からの通知が届く」などと言って、不安をあおります。裁判なんて一生のうちで関わることなんかほぼないので、「訴訟」や「裁判」と聞くと「できれば関わりたくない」という気持ちが出てきますよね。

 

 

現実に裁判沙汰まで行くには、それ相応の過程を経なければならないのです。トラブルは誰しもが穏やかに済ませたいと思うはずなので、何でもかんでも急に裁判にはなりません。真っ当な会社はすぐに裁判沙汰にしたりしないのです。「裁判」や「訴訟」は要注意ワードなので、出てきたら疑ってください。

 

 

◆リミットが「今日中」

 

これも不安をあおる手口です。「時間がないし、後でもっと高額になったら嫌だから」「考えている暇がないならとりあえず払った方が」という心にさせて、あなたの頭を混乱させようとします。ドキドキして焦るほど相手の思う壺です。

 

 

請求をするにしろ、相手に何かを要求するには段階が必要です。急に「今日中」にお金を払わせるなんて、まっとうな会社のすることではありません。家族や友人に相談する余裕を与えない魂胆です。サギの側としては、あなたが一人で判断しなければならない状況にしたいのです。

 

 

◆有料動画

 

インターネットが普及して、自分の認識を超えてコトが動いている世の中です。いつどの様にして有料動画を見たのか、不安になるのも無理はありません。インターネットサイトには上に下に色々な広告が動いていて、どれが自分が見ているものなのか非常にわかりづらいです。

 

 

子どもがいたら尚更です。「子どもが勝手に見てしまったのではないか」と考えます。子どもの閲覧状況を一から十まで把握することは不可能。「もしかしてトイレに行ったあの時に子どもが見たかも」なんて、曖昧な記憶が急に鮮明になってきます。

 

 

いかがでしたか?遠い世界の出来事に思えても、振り込め詐欺などの犯罪は、突然あなたの日常に割り込んで来ます。子どもがいると注意も散漫になるので、だまされるやすくなると言えるでしょう。「振り込め詐欺を見抜く3つのポイント」を、日頃の参考にしてください。

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