資格に見る具体と抽象とは

2018.10.08 (月)

資格は持っていますか?例えば、英検3級とか危険物取扱とか。頭の中に、ご自身の資格を思い浮かべていただければと思います。資格でなくとも、点数で評価されるものでもいいです。例えば、TOEIC●●点とかです。

 

 

私も、こう見えて実は柔道2段なんです。これは警察をやっていた時にとりました。警察官は警察になった時に警察学校に入るんですけど、その時に柔道と剣道の二択を迫られるんです。「どっちかを術科の科目としてやらなければならないんだけど、柔道と剣道どっちがいい?」という感じです。だいたい、その時に選んだ術科を警察人生で生涯、稽古することになります。

 

 

私はその時に柔道を選んだんです。で、警察学校にいる時に柔道初段をとって、その後2〜3年後に柔道二段をとったんです。一見、柔道二段っていう「強そう」とか「すごい」っていうイメージを持つかもしれません。だって柔道2段ですよ? オリンピックに出ている柔道の選手も、2段って結構いるんです。そんなオリンピック級の選手とおんなじ段位を持っているんです。

 

 

ですけど、私が柔道強いのかって言われると、全然そんなことはないです。柔道に関しては、全くわからないです。柔道選手は皆んな、どうやって投げているのかわかりません。そりゃあ、柔道やったことない人と柔道の試合をすれば、相手を投げられると思うんですけど。だけど基本的に、試合をしても私は相手を投げられないんです。

 

 

柔道って、相手の体重を利用して、相手の体制を崩して投げるんです。こっちが相手を押せば、相手もこっちを推してくるし。こっちが相手を引っ張れば、相手もこっち引っ張るし。相手がこっちに対して、押し返したりひっぱり返したりした時に技をかければ、うまく決まるんです。

 

 

ですけど、今だにわからないんです。その技を仕掛けるタイミングが。だって、稽古をしていても、なかなか投げられないんですから。相手も投げられまいとして色々と体を動かしてくるし。柔道指導の先生が言う事はわかるんですど、難しいんですよね。

 

 

だから、柔道の何段っていうのは、強さを図るものとか、柔道のうまさ、としてはあんまり意味がないんです。柔道二段持っている私よりもうまい人っていうのはたくさんいるんです。たとえ柔道初段の人でも。

 

 

柔道の本質っていうのは、段ではないんですよね。二段を持っているからと言って、柔道の本質をわかっているのかっていうと、そうでもありません。ただ一方向からの、極めて狭い範囲での基準でしかないんです。柔道の本質は、おそらく段とは関係のないところにあります。

 

 

強さとか、健康な体とか、相手に屈しない精神力とか、体重の移動を利用した投げとか、そんな柔道の根底をなすもの、本来の姿、一番大事なものっていうのは、決して柔道何段ってのからは分からないんです。

 

 

同じように、世の中に溢れている資格ってものは、本質ではないんです。例えば英語の本質っていうのは英検を取ることではないですよね?英語を話す上で一番大事なものっていうのも、英検では分からないですし。ましてや英語が話せるようになる本来の目的は、英検を取ることではないんです。

 

 

だけど、世の中の人は資格を取りたがるし、人には資格を取ることを進めるんです。英語を勉強したからには英検とかの資格を取りたいと思うのが普通ですし、自分に英語の勉強をしている友人や後輩がいたら、資格の取得を進めるでしょう。資格って、はっきりしているんですよね。明確に自分をアピールできる材料になる。世の中も判断基準としてハッキリしたものを欲しています。

 

 

それに対して、物事の本質っていうのは決して資格では図ることができないんです。物事の本当の目的、本来の目的、根底にあって不変のもの。それっていうのはモヤモヤしていて、基準も明確ではありません。何点とったら基準を満たしているとか、どのくらい練習したら身に付けたと言えるとか、そんな風にハッキリとした基準を持つことが非常に難しいんです。

 

 

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