子どもの非行をなくす抽象化思考とは

2018.05.24 (木)

子どもの非行をなくすには、抽象化思考が必要です。ではそもそも、抽象化思考とはどのようなものでしょうか。

 

 

例えば私たちは、「あの人の話は抽象的でわかりにくい」とか「はっきりしないのでもっと具体的に」などと言います。私たちが「具体」や「抽象」という言葉を使うとき、「具体はいいもの」で「抽象は悪いもの」という認識で使うことが多いと思います。

 

 

確かに具体ははっきりしたもので、抽象はモヤモヤとしたものです。はっきりしているが故に具体とはわかりやすく、抽象とはモヤモヤとしているが故にわかりにくいものです。何かと悪者扱いされてしまう抽象ですが、意識してみると、実は多くのメリットがあることがわかります。

 

 

抽象化とは、一般化することです。「まとめて一つ」とすることです。具体が「個々それぞれ」なのに対し、抽象とはそれらをひとくくりとして認識することです。

 

 

例えば、マグロ、イワシ、鯛、のそれぞれにスポットを当てるのが具体で、まとめて魚として扱うのが抽象です。例えばエビチリ、ラーメン、麻婆豆腐、をそれぞれ一つ一つ見るのが具体で、まとめて中華料理と見るのが抽象です。

 

 

抽象度をひとつ上げて(具体度を下げて)海洋生物として見ると、その中には具体例として魚のほかに、イカやタコ、クジラなども挙げられます。中華料理から抽象度をひとつ下げると(具体度を上げると)、ラーメンには味噌ラーメンや醤油ラーメンなどが具体例として挙げられます。

 

 

具体のメリットは、直接的であることです。目に見えてはっきりとしているので、誰にでも理解しやすく、人を動かしやすくもあります。具体例をあげると人はわかってくれることが多いですよね。具体的な目標というのも人を動かしやすいです。一年後の目標よりも、今日できる具体的トレーニングはすぐにでもできるものです。「中華料理」よりも「味噌ラーメン」の方が想像しやすいですよね。

 

 

それに対して抽象のメリットは、応用が効くということです。例えば中華料理好きの人が、自分が中華料理が好きであることを人に説明するとき、「エビチリが好き」「ラーメンも好き」「杏仁豆腐も好き」などとひとつひとつ言っていたのでは時間がかかります。そこでまとめて「中華料理が好き」と言えば、聞いている方も納得です。

 

 

「ダイエットをする」「体重を減らす」などと並べて言われてもイマイチわかりません。「お菓子は食べない」と言われれば、聞いている方も筋道が見えます。

 

 

しかも抽象とは、応用が効くものなのです。例えば、味噌ラーメンも醤油ラーメンも好きな人であれば、たとえ食べたことがなくても、塩ラーメンは好きな確率が高いです。味がなんとなく想像できるからです。インドネシアやタイに行ったことがある人であれば、シンガポールという国の文化や気候も東南アジアというくくりで想像できるはずです。

 

 

このように抽象化思考とは我々の生活に欠かせないものです。応用が効く考えができるようになり、先を想像、見えないものを想像する思考です。一を聞いて十を知る考えなのです。

 

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぎための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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