優しさのつくり方〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」

2018.07.31 (火)

このラジオでは、優しをつくる方法について話しています。なぜ優しさについてのテーマなのか。それは、優しさや思いやりといったものが、非行を防ぐ根本になるとからです。自分だけにとどまらず、他人にまで頭の想像力を働かせるイメージ、それが優しさです。よく言われる「慈悲」の様な、崇高で近寄りがたいものとは違います。

 

 

警察の仕事をしていて、非行や犯罪は自己中から生まれる、ということをよく考えていました。犯罪者や非行少年が、とてつもなく自己中に見えたからです。周りが見えておらず、自分の都合を最優先させて考えます。

 

 

被害に遭う人間の考えを想像しようとせず、自分の都合を第一に考えるのです。主観ばかりの世界にいる(ことに気づいていない)のです。壁に囲まれた、ごく狭い範囲を「世界のすべて」と考えている様で、周りにある壁すらも意識できない様です。

 

 

その様な人間に客観の視点を与えること、客観の視点を気づかせることが、優しさをつくる事なのです。自己中で視野が狭くなっている人間に、客観の視点を見る想像力を育む事。それが、私の言う優しさをつくる事なのです。

 

 

優しさのつくり方とは、視野を広げる方法です。部分を具体的に凝視するのではなく、全体を俯瞰する思考法です。ゆえに抽象化思考と密接に関わっているのです。抽象化思考最大のメリットは「一を聞いて十を知る」事です。客観の視点を持って一を経験すると、十まで想像が働くのです。

 

 

抽象化思考は、非行を防ぎ人に優しさを育む上で、非常にいいツールになります。ぜひご視聴ください。

 

未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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抽象化の視点を身につけるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

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