幼児期に溺愛されるとわがまになり、非行に一直線とは本当でしょうか?(1)

2015.07.17 (金)

バランスが重要です。

愛情が足りなければ、育児放棄や家庭崩壊となり、子どもは愛情に飢えます。親と子どもの信頼関係がしっかり作られず、親の言うことを聞かず、非行に走るケースもあります。かと言って親が子どもを極端に溺愛すれば、子どもを支配してしまうことになり、子どもは自立せず、健全な成長ができず、非行に走るケースもあります。

親が、生まれたばかりの乳児や、乳児より少し成長した幼児を可愛がるのは自然なことです。可愛がることは良いことです。それは、親と子どもの間に信頼関係ができるからです。

親と子の信頼関係は、当たり前にできるものではありません。世の中には、親と子の信頼関係ができていない家庭がたくさんあります。それは、家庭環境の崩壊が理由である場合がほとんどです。

親が子どもを愛せず、育児放棄した結果、信頼関係ができなくなったケースもあります。父親と離婚して母親だけで子を育て、満足に母子のスキンシップがとれず、信頼関係ができなくなったケースもあります。父親と母親の仲が悪く、母親が家庭に寄り付かなくなって、信頼関係ができなくなったケースもあります。

親と子の信頼関係は、自然にできるものではありません。親が自分を犠牲にして子どもを育てて、初めてできるものです。

最近は、社会的に親が十分に子どもに愛情を状況です。女性の社会進出が進み、親と子どもが接する時間が少なくなってきているのです。未成年の凶悪な犯罪が大きくニュースで取り上げられるのには、そういった背景もあるのかもしれません。

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 幼児期に溺愛されるとわがまになり、非行に一直線とは本当でしょうか?(1)

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

contact@konokoe.com

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP