子どもが非行に走らないようにする唯一の方法

2018.08.16 (木)

子どもが非行に走らないようにするための方法は、子どもに接する大人が素直である事です。素直とは、非行や犯罪とは真逆に位置するもの、として使っています。競争して変に自分を押し通したり、相手の考えや価値観を否定したり、自分のことだけを考えていたり。周りの大人がそのようなことをしない事が、子どもを非行から救うただ一つの方法です。

 

 

世の中には、非行防止をうたう方法がたくさんあります。インターネットで検索するとたくさん出てきます。「インターネットを再現なく見られないようにフィルタリングをかけよう」とか「規則正しい生活をしよう」とか「家庭のルールを決めよう」とか「食生活を・・」などです。

 

 

ですが、どれもこれも具体的すぎます。はっきり言って、どうなるかわからない事を気にしすぎです。どっちに転ぶかわからないことに気を取られすぎです。例えば「インターネットにフィルタリングをかけよう」というもの。おおむね私も「そのようにした方が、非行に走らない確率は上がる」とは思いますが、そんなものは、いかんせん表面的に感じます。

 

 

他人に「非行防止策」として教示するには、あまりにも薄いのです。フィルタリングとはインターネットを規制する事ですが、インターネットが子どもにとって善なのか悪なのかは、誰にもわからない事です。いわゆる「最新の研究」によっても違うでしょうし、それぞれの家庭やそれぞれの子どもによっても違うでしょう。

 

 

科学や研究は日々進歩するので、「何が正解か」はその時々によって違います。昨日まで正解だった事が、今日からは不正解になる事もあるのです。昨日と今日では言い過ぎかもしれませんが、年単位で考えれば、それまで「良い事」とされてきた事が「悪い事」となったり、逆にそれまで「悪い事」とされてきた事が「良い事」となる例はいくらでもあります。

 

 

一般的に「インターネットの使いすぎは子どもにとって悪い」と言われていますが、実業家や著作家として知られる堀江貴文さんは、一貫して「子育ては子どもにはスマホを預けていればそれで良い」というスタンスです。それは、スマホが世界を知るための扉になるからです。限りなく広がるいろいろな世界を見るための入り口がスマホなのです。スマホさえ持っていれば、世界につながる事ができるのです。

 

 

この堀江貴文さんの考えは、誰もが理解できると思います。スマホの便利さは誰もが感じる事で、スマホが世界と繋がっていることも誰しもが分かっていると思います。あらゆる情報を、スマホさえあればインプットする事ができる。そこには何も否定するものはありません。

 

 

では「スマホやインターネットを規制した方がいい」という意見にはどうでしょうか。皆さん、理由に納得しているでしょうか。おそらく多くの人が「なんとなく怖い」程度なのではないでしょうか。

 

 

「インターネットは引力が強いので、何時間もスマホに時間を取られる」という声が聞こえます。では、インターネットに時間を取られてはいけないのでしょうか。それはおそらく、誰にもわからない事です。何時間も情報をインプットし続ける事を否定する明確な答えは、誰にもわからないでしょう。

 

 

「インターネットをしているとヴァーチャルの世界にのめり混んで、現実逃避をしてしまう」という声が聞こえます。その子どもが現実逃避になるかどうかは、誰にもわかりません。むしろのめり込む事で、自分と向き合う時間が取れて、自分の興味の方向性がはっきりするかもしれません。インターネットやスマホの魅力や技術に詳しくなる可能性だって十分にあります。

 

 

家庭や子どもも、それぞれで状況は異なります。「すべての子どもにとっての一律な答え」は、おそらく無いでしょう。どこかの外国でインターネット依存症が進んでいるからと言って、それがあなたの家庭にも当てはまるのかと言えば、それは誰にもわかりません。わかる可能性が一番あるとすれば、それはその家族だけです。それぞれのケースでそれぞれの当事者が考えるしか無いのです。

 

 

インターネット上には、「子どもを非行に走らせない方法」がたくさん出てきますが、そのどれもが具体的すぎます。表面的なのです。内容が薄く万人に当てはまるものとは思えないので、だれかにアドバイスするに足る中身では決して無いのです。

 

 

世の中の人は、ハッキリとした答えを求めたがります。これはある意味、仕方のないことです。人間とは、分かりやすさを求めるものなのです。テレビでも、本屋でも、インターネットでも、「●●のための3つの方法」とか「●●のためには◆◆だけしなさい」などと、明確な解答を示すトピックが並んでいます。人々が分かりやすさを求めるからでしょう。

 

 

ですが、本質とはモヤモヤしたものなのです。ハッキリとした具体的なものの中には、本質はありません。例えば「愛」とは何か。ハッキリとは答えられないはずです。例えば「幸せ」とは何か、ハッキリとは答えられないはずです。「ブランドものの指輪をプレゼントする事」などという単純なものが愛では無いでしょうし、「お金持ちになる事」などという単純なものが幸せでは無いはずです。

 

 

「万人に当てはまる具体的な方法」などなく、この言葉自体が矛盾なのです。

 

 

ですがそんな状況の中で、「ミラーリング」とは、誰もが共感できる現象ではないでしょうか。子どもは、周りの大人の真似をして育つのです。親の習慣の中で子どもは育つので、習慣は子どもにも受け継がれるのです。これは人間だけでなく、おそらく生物に備わった遺伝子的なものだと思います。猫に育てられたライオンは猫そっくりな行動を取ります。猿に育てられた人間は猿そっくりな行動を取ります。

 

 

結局は親に似る、という事です。行動も、興味の対象も、習慣も、知らず知らずのうちにそっくりになるのです。とすれば、答えは見えたのでは無いでしょうか。子どもを規定するのは、その子どもに接する大人次第です。子どもを非行に走らせないようにするには、接する大人が犯罪とは真逆・素直であれば良く、それが唯一の方法なのではないでしょうか。

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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抽象化の視点を身につけるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

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