動物最強王図鑑 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー

2016.08.27 (土)

 

 

子どもが初めて、絵本や図鑑以外の本に興味を示しました。タイトルには「図鑑」と書かれていますが、細かいことはさておき、大きさや厚さ的には、絵本や図鑑の分類には入らないと思います。

 

24匹の動物たちが登場して、トーナメント方式で架空のバトルを繰り広げます。この中でどの動物が一番強いのかという内容です。

 

ライオン、シベリアトラ、ホッキョクグマなどのメジャー肉食動物の他、アカカンガルー、ヘラジカ、キリンなどの草食動物もエントリーしています。

 

細かいルールも設定されており、「戦いは昼間に行われる。ただし、夜行性の動物でも夜間と同じように活動できるものとする。」「戦いで受けた傷や疲労は、次の戦いには持ち越されないものとする。」などとされています。

 

この本が示すところは、男の子の興味の特性です。「男の子というのは何に興味を示すのか。」「男の子の興味を引くにはどうすればいいのか。」がこの本から見てとれます。

 

本書に記載されている戦いは実際のものではなく、架空の戦いです。ですから写真ではなく、絵です。しかしこのリアルな絵が子どもの興味をつかんで離さないのだと思います。

 

動物が実際にこのように戦うのかどうかは別として、ヒョウとアナコンダがにらみ合い、お互いの牙や爪で戦い、湿地の中で組んず解れつのリアルな絵が描かれています。このような描写がずっと続くこの本が、男の子の興味のリアルであり本能なのだと思います。

 

大手書店の、子ども向け本の目立つ場所に平積みされていました。おそらく売れている、人気がある本なのだと思います。出版社も幼児教育のところですし。

 

リアルが描かれている本書によって、男の子の特性や興味を知ることができます。

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