非行とは何なのか

2018.09.25 (火)

非行っていうのは自己中なんです。犯罪もそうなんですけど。「非行とは何か」と聞かれたら、私は「自己中である」と答えます。

 

 

非行と犯罪はほとんど同じです。20歳以上の星人がしたものであれば犯罪で、19歳以下の未成年がしたものであれば非行です。やったことが同じ行為でも、星人か未成年かによってその行為に対する呼び名が違ってくるし、おそらく罪の大きさも違ってくるんです。まあだけど、やっていることは同じなんです。

 

 

で、非行は犯罪なんですけど、みんな自分のことしか考えない。他の人のことが頭から離れてしまうんです。相手がどう思うとか、関係ない。自分が自分がになってしまう。非常に自分勝手な感がを持っている状態、それが非行です。

 

 

例えばドロボーもそう。家から勝手に現金とかを持っていかれたらどんなに困るか、そこまで意識が膨らみません。勝手に家の中に侵入されたら、その家の人はどんなに気持ち悪がるか、とか。

 

 

暴力行為の人もそう。相手の価値観よりも自分の価値観の方が優れている、という風に競争してしまうんです。自分の方が間違っているかも、とは微塵も感がないんです。それで相手を全否定してしまいます。殴ってもいい対象にしてしまうんです。

 

 

詐欺の犯人もそうです。最近の詐欺はオレオレ詐欺が有名ですけど、オレオレ詐欺の犯人には子どもも多いです。捕まる可能性がある役割は、未成年の子どもがやらされています。その子どもらは、自分達にもおじいちゃんやおばあちゃんがいるだろうに、それでも他人のおじいちゃんやおばあちゃんを騙すんです。「俺と一緒だね」っていう、仲間が意識がないんです。自分と相手を断絶して考えてしまうんですね。

 

 

想像力がない、とも言えます。結局、相手のことを考えることは想像なので。優しい人でも、実際に相手の頭あの中がわかるわけではありません。相手の頭と自分の頭、意識を交換することができるわけでもありません。自分と他人とでは、意識の共有はできません。

 

 

だから非行には知らないようにするには、見えないものをいかに見るか、なんです。本来見えないはずの相手の価値観。相手の視点。相手の考えの、その考えに至るまでのバックボーン。その場全体を見る視点。一歩引いた視点。一段、上からの視点。

 

 

その見えないものをいかに可視化するか。それをいかに感じるか。また、見ようとするか。見ることの必要性を感じられるか。自分だけの視点でなく、他の人の視点からも考えてみようとする姿勢。それが大事なんです。

 


 

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非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

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