警察官が交通切符をたくさん切る理由〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」

2018.08.14 (火)

警察官の中には、交通切符をずば抜けてたくさん切る人がいます。彼らは、毎日の切る量が周りの人と比べて多く、しかもその量をずっと続けます。一ヶ月や一年と長い目でみると、周りの警察官よりもはるかに多い量を切っているのです。

 

 

それは技術的なこと、というよりも気持ち的なことです。というのは、モチベーションが維持できないからです。本来、交通切符を切るのは面倒な作業です。交通切符を切るにはエネルギーがが必要です。書式が古く、「やりやすさ」を念頭に置いた書式ではないんです。

 

 

それなのに、間違えると結構、取り返しがつきにくいんです。後から間違いに気づいても、目の前に違反者はいませんから。呼ぶか、行くかです。大抵、呼んでもきてくれないので、行くしかありません。新しい納付書を交付しに、違反者の家まで行くこともあり得るんです。

 

 

本のねらい目では、「考えの整頓」という本を紹介しています。日常の中からアイディアを出すヒントが詰まった本です。一見なんでもないように見えるところから、深い思考まで持っていく。そんな話が20個ほど入っている本です。

 

 

この著者の本は、飾らないところがいいですね。格好つけたり、いいところを見せようとしたり。そんな気持ちが文章に表れるものだと思うんです。けど作っているようなところがなく、ほのぼのとした雰囲気で話が進みます。

 

 

例えば警察官が帽子(天辺が平らになっている紺色の帽子)から地図を取り出したところを見て、そこから「自分がおかれた環境で最大のパフォーマンスを発揮できるように工夫すること」を教訓としている話がありました。

 

 

警察官は、走ったりしなやならないので、できるだけ荷物を持ちたくないんです。それなのに道を聞かれることが多いんで、紙の地図を持っていなきゃならない。スマホではカバーできないところもまだまだ多いのです。紙の地図は大きいけれどシワクチャにはしたくないので、しまう場所に困るんです。で、常備持っていられて、シート状のものがシワになりにくい場所、ということで帽子の中なのです。

 

未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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抽象化の視点を身につけるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。

 

自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。

 

心よりお待ちしております。

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