ハッタリで生きる破天荒のススメ〜ブランド人になれ
全体的に、破天荒のサラリーマンであることをすすめる本。周りに従わず、その他多くと同調せず。自分が有名になるためにハッタリもいとわず。ハッタリから前に進む推進力が生まれてくる、そんなことを推奨している本です。
元々は読むつもりはありませんでした。ただ、本屋で目につくオレンジ色の表紙だったから試しに手にとってみただけです。すぐに棚に戻すつもりでした。が、以外と引き込まれてしまいました。偶然そうなのか、それとも私が勝手に思っただけなのか、私が想定読者として合っていたのでしょう。なんだか私に言われている気がして、そのまま全部読んでしまいました。
具体的に印象に残っているのは二つです。まずは手を挙げるって事と、結婚は人間味あふれるものだって事。
まあ、前から言われていることではあるんですけど、まずは手を挙げることが重要なんですよね。まずはスタートラインに立つこと。実際に乗り切れるか、実際に走れるのかは、手を挙げてから考えること。手を挙げてから実力をつけるっという順番で問題ありません。それに、スタートラインに立つ人は、実力が伴っていないことがほとんどです。そこから悔しい思いや苦しい思いをしながら実力を積み上げるものです。
実力をつけてから手を挙げようとか、もう少し勉強してからやろう、という姿勢では、いつまで経っても手は挙げられないんです。手を挙げて、そこから。苦渋を舐めながら、ゼロから少しずつ力を積み上げるものなんですよね。
それと結婚について。確かに結婚ほど人間味あふれる生活はありません。一つ屋根の下で生活しているのに、隣で協力しながら生きているのに、なのに苦労はなかな報われません。報われるものでもないのかもしれません。パートナーも、子どもも。なかなかどうして、こちらの思うように動いてくれないし、思ってくれないんです。
良かれと思ってやったことが、ことごとく裏目に出てます。子どものなんて、そうこうしてるうちにどんどん大きくなって、子育て期が終わってしまいます。なんと勿体無いこと。あっという間に子どもが巣立ってしまいます。長期計画も情操教育もなんも関係ないんでしょう。ただただ今日を子どもと楽しむのがいいのかもと最近、思うわけです。
今を楽しむ姿を見て、子どもも見習ってくれれば。今を楽しむってことを。どうにかして前向きに生きて欲しい。少しくらい周りから言われたって関係ありません。踏んだ小石が靴底をちょっと持ち上げただけ。次の瞬間には後ろに追いやられてはるか向こうに流れます。
なんて、ビジネス書を読んで、その中にほんの少しだけ書かれていた、結婚や家族について、思いを巡らせてしまい巻いた。なんとなく書いていたら、その辺でキーボードを打つ手が進んでしまいました。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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抽象化の視点を身につけるセミナーを定期的に開催しています。スケジュール・詳細はこちらをご覧ください。
自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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