子どもの非行相談をする際のポイントとは
非行相談をする際のポイントは、権威にとらわれないことです。資格や肩書などの権威にとらわれないで、共感できる人に相談することです。
確かに一昔前までは、資格や肩書などの権威が、相談するに値する人を探す際のポイントでした。権威を頼りに相談相手を探す事が有効な手段でした。権威を頼りに相談相手を探せば、大勢に支持されている人を見つけることができたからです。
しかし今は違います。ネットの技術向上によって、誰でもない自分に合う相談相手を見つけることができる様になったからです。私たち個人は、大勢とは違います。いかに大勢に支持されていようと、その人が自分個人に合うかどうかはわかりません。
大勢の人に支持されているではなく、自分に合うかどうかで相談相手を選ぶべきです。自分に合う人かどうかを探す際に邪魔になるのは、資格や肩書などの権威です。人は権威に対して弱い部分があり、「○○カウンセラー」「○○医師」などと言われると頭を下げたくなります。
だからこそ権威は邪魔なのです。権威のフィルターを介するする事なく、フラットに相談相手を探すべきです。その方が隔たりなく探せるはずです。
自分に合うかどうかの判断の入り口は、共感できるかどうかです。自分の求める答えを持っていそうな人を見つけたら、その人について調べましょう。プロフィールを読んだり、コラムを読んだり、動画を見たりです。
文章の内容に共感できるか。言っていることに共感できるか。方針に共感できるか。経歴に共感できるか。
応援したくなったり、「いいね」を押したくなったり、うなずけたりしたら、自分に合うかもしれないというサインです。もちろん実際に合うかどうかはもっと深く知らなければわからない部分です。共感を入り口に探しましょう。
非行相談の相手は、権威ではなく共感なのです。
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