いじめについて語り、非行防止の子育てや原因・家庭環境・少年の心理を探る

2016.01.13 (水)

世の中の多くの人が、過去にいじめられた経験を持っていると思います。

 

私がいじめられた経験は、小学校5年生のときです。
あの時は、学校に行くのがつらくてつらくてしょうがなかったです。クラスから先生がいなくなる時間も不安で不安で。家にいても学校でのいじめの事で頭がいっぱいいっぱいで。
なにより自分が情けなくて情けなくて・・。同じ年齢のクラスメイトを相手に、言いなりになっているばかりで反論もできないし。かと言って、いじめられている事を誰かに相談することは決してできませんでした。チクっていじめが大きくなる事に対する不安以前に、いじめられている事を誰かに相談することは、いじめられている事を認めるようでできませんでした。「いじめられてなんかいないよ。」というふりをする事で、今思えばプライドを保っていたのかもしれません。
クラスのほとんどが私を見下すような状況でも、いじめの中心的な人間は4〜5人でした。その4〜5人の人間から、言われるがままになっている自分が許せなくて、悔しくて。
クラスの女の子からも、「またいじめられてるよ。かわいそうに。」と見られているのも知ってました。それが自分の情けなさに拍車をかけるのです。
悔しくて、だけど誰にも言えなくて。「いじめられてないよ。なんでもないよ。」という態度

で生活する事に徹していました。

 

人を叩いた事も取っ組み合いもした事がなかったので、相手とケンカなんかできないし。相手に言い返す勇気も出なくて。とにかく言いなりで、毎日、嵐が止むのをただただ待っている状況だったと思います。

 

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