子どもの非行が歪みから生まれるとは
非行というのは、歪みから生まれます。世の中の流れと、自分たち、子ども、家庭が安定ないんです。世の中の流れに無理に逆らおうとしていたり。そう言う無理な部分があるから、圧がかかってしまっているんです。それが非行という形で、子どもに現れるんでしょう。
世の中には流れがあります。これに無理に逆らって行きていこうとするから歪みが出ます。気づきにくいんですけどね。こういう流れって。自分が無理に流れに逆らって行きていこうとしているのって、わからないんですよ。
流れの先を読もうとするのは難しいと思うんですけど、流れに逆らわないで行きていこうとするのはできるかもしれません。それは、柔軟に考えるってことでもあります。自分のこだわりを捨てるんです。それっていうのは、自分が常識を疑うってことでもあります。
みんな、持っていると思うんですよ。「これくらい人間として当たり前」とか「このくらいは常識」とか。それをいちいち疑うんです。私たちの年代は、昭和の時代に生まれています。ですが時代は流れ、今は平成です。間も無く平成も終わろうとしています。
時代が変わっているんです。子供の頃の昭和の時代は、もうとっくに通用しません。私たちが子どもの頃に身につけた常識を、子どもに継承してはいけないんです。子どもにそのまま適用させてはいけないんです。私たちの子どもに提供するものは、私たちが子どもの頃に受けたものであってはならないんです。
今の世の中は、この時代へと向かっています。組織に対して個が強くなっているというのは、日々私も強く感じていることでもあります。個人の発言力や小さい集まりの影響力っていうのがどんどん強くなって行きますよね。官公庁や伝統的大組織よりも。
柔軟で軽いフットワークを生かして、どんどん時代に流されて言っている。官公庁や伝統的大組織は、流れに流されまいと、必死に足を踏ん張っている感じ。
優等生として学校に通って、いい成績とって、いい学校に進学して、安定した企業に務めて。っていうのは、もうとっくに通用しない。逆に、それを捨てると途端に可能性が広がります。選択肢が増える感じ。この開放感、自由感、清々しさっていうのを、大事にして欲しいと思います。伸ばしているんだから、歪みようがない。柔軟に対応できるんです。
非行は無理な生活、時代に逆らった不合理な生き方、過去に固執した固い頭、から生まれます。素直に、柔らかく考えましょう。それで子どもの歪みがなくなります。非行がなくなるんです。
プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぐための素直な頭のつくり方」です。
非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。
子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。
頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。
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自己中が思いやりに、
生真面目が寛容に、
怒りっぽさが優しさに、
そして非行が素直に変わります。
心よりお待ちしております。
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