トラブルになった際に自分の身を守るためのポイントとは

2016.11.11 (金)

暴行罪について少し知っておくと、誰かとトラブルになった際にうまく立ち振舞いができます。

 

夫婦げんか、近所トラブル、金銭トラブル、交通トラブル。「ケンカなんて遠い世界の話」と思っていても、実際にはアナタがその当事者なっていないだけかもしれません。多くの人が今日も誰かと言い争ったり、つかみあったら、下手をすると殴り合ったりしているのです。

 

暴行についての知識は自信にもなります。知っておけば、それだけで回避できるのです。「前もって避ける」ためにも、暴行罪の知識はトラブル対処の方法として有効なのです。

 

 

 

ポイントとして私は「相手に触らない事」をお勧めします。つかんだり、叩いたり、蹴ったり、押したりはもちろんの事、触れること自体を避けた方が無難です。

 

相手に触ると触らないとでは、天と地ほどの違いがあります。

 

確かに触れただけでは暴行とは言えないでしょう。触れただけで壊れたり傷つくものは、それ自体の耐久性の問題です。ですけどトラブルは相手がいるものです。例えばアナタが触れた相手が、あなたの行為をどう解釈するかは向こう次第になります。事実以上に相手が騒ぐことはよくあることです。

 

「痛くなった」

「傷つけられた」

「壊された」

そう言われても、それをくつがえすのは簡単ではありません。事実を記録している防犯カメラ、見たり聞いたりしている第三者は、なかなかいるものではないのです。

 

しかし、そもそも触れていなければ、相手に騒ぐ材料を与えずに済みます。「触れていない」事実があれば、それが身を守るバリアーになるのです。

 

よく「悪口を言われたり暴言を吐かれたり、精神的苦痛を受けた」から暴行だという人がいますが、その作戦はあまり賢明ではありません。

 

「精神的苦痛」という主張は大抵、苦し紛れの最後の手段でしかありません。「叩かれた」や「蹴られた」と違い、悪口による暴行を第三者に認めてもらうのはとてもハードルが高いのです。

 

トラブルになった際は、「相手に触れないこと」がアナタを守ります。

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