子どもの非行を防ぐ抽象化思考とは

2018.05.25 (金)

子どもの非行をなくすには、抽象化思考が必要です。なぜなら、自己中とは具体レベルしか見えていない人だからです。犯罪者や非行に走る子どもとは、一言で言うと自己中なのですが、自己中の人の特徴と、具体レベルしか見えていない人の特徴とは一致するものなのです。

 

 

抽象化思考ができるようになると、相手の立場に立って考えることができるようになります。それは、「間違っているのは自分かもしれない」と考えるようになるからです。「自分以外の価値観、自分以外の考えもある」と言うことに気づけるのです。

 

 

それは、繋がりが見えるようになるからです。抽象化思考のメリットは、「1を聞いて10を知る」ことができることです。抽象化思考を意識することで視野が広がり、それまで分断されていたものにつながりが見えるようになります。

 

 

ちなみに「抽象化思考を意識せよ」とは、子どもと接する機会のある大人に向けたメッセージです。子どもに対して何かしら指示したところで、その通りにはせず、むしろ反対のことをするだけです。子どもは周囲の大人をモデリングして成長します。だから、子どもと接する機会のある大人が抽象化思考を意識するべきなのです。

 

 

さらに抽象化思考は「非行がなくなる」のみならず、まだまだプラスαでいいことがあります。まず、人を説得できるようになります。次に、勉強(特に国語)の成績が上がります。さらに、考える力が身につきます。最後に、アイディアマンになれるのです。

 

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぎための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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