子の声傾聴会の非行相談コンサルティングとは
4回1セットで考えています。
1日目は吐き出し作業。
2日目は家庭訪問。
3日目は対応策の提案。
4日目は検証とこれからについて。
それぞれ1時間から2時間くらいです。
1日目の吐き出し作業とは、今現在、相談者がどのような状況かを聞く作業です。「どのような事で悩んでいるのか」を聞くのはもちろんのこと、それ以外にもたくさん訪ねます。
関係者全員の本籍、住所、氏名、生年月日、連絡先、職業(勤め先)。相談者の学歴、経歴、家族、収入、子育て観、趣味や特技、酒やタバコやギャンブルについて、などについて聞きます。これらはコンサルティング全体を通して、必要な時があるかもしれませんし、ないかもしれません。ですけど、相談者を理解するためには必要な作業です。
2日目の家庭訪問は、現場確認という意味です。物事が発生したその場所に行かないで、遠くから「あそこは…」などと議論しても、何も始まりません。その現場に行ったことがあるのとないのとでは、把握している事柄があまりにも違いすぎます。結局、現場に行ったことがないのでは、何も知らないのと同じなのです。
現場に行けば、何かしら感じるものがあります。空気、匂い、風景、雰囲気、周りの建物の状況、周りの人の状況、手触り、聞こえる音、などを感じるために、現場に行きます。
3日目は、1日目と2日目の結果を踏まえて、「子どもの非行を防ぐにはこうしたほうがいい」という提案をさせていただきます。もし1日目と2日目の結果、「このままでいい」と判断すれば「このままでいいのではないか」と提案します。生活をのものを大幅に変えざるを得ないときは、そのように提案させていただきます。
4日目は検証です。3日目で行った提案はどうだったか。これから先はどうかなどを話し合います。
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