子どもの非行を治す・子どもが非行から立ち直る根本的な方法とは
警察官の権限を上げたほうがいいです。そうすれば、非行に走る子どもも少なくなります。非行から立ち直る子どもも増えます。
警察官の権限をあげるとは、「しがらみ」をなくすことです。しがらみをなくして、制限されている自由な発言や言動を増やすことです。警察官が受けているもっとも大きなしがらみの一つは、「公務員のくせに」とか「警察官がそんなこと言っていいのか」という社会の圧力です。
確かに「社会の圧力が悪意ある警察官の言動を抑えている」面はあります。が、社会の圧力とは大抵、警察官に対する不満を持つ(過去に交通取締りなどをされて)者からの、足を引っ張る嫌がらせである割合が高いのです。
この圧力があるおかげで、彼ら警察官は自由な発言ができません。例えば「子どもが非行に走りました。」という相談を受け、相談者から話を聞いたところで、警察官はうわべだけのアドバイスなり、処理しかできません。相談を受け、相談者の話から何かしら感じるところがあっても、それを封じてしまいます。それは、真に迫ったアドバイスなり提案は、一歩間違えると「警察官として不適切」な発言なり言動として足を引っ張られる可能性があるからです。
だから警察官は、組織で明示されている既存のアドバイスしかできないのです。個々の家庭に合ったゼロから考えたアドバイスをすることができないのです。もし圧力がないのであれば、彼らももっと自由に問題解決のためのアイディアを出せるはずです。
「あなた自身がそれをやめてみては」
「離婚を考えてみては」
たとえ「非行を直すにはこれだな」と感じても、警察官はそれを心の内にしまい、「あなた自身はどうしたいのですか?」などと相談者の意見を引っ張り出し、相談者から出された意見に「じゃあ、そうしましょう」と乗っかるだけです。
非行相談を受けても、客観的な立場からの、根本をついたアドイバイスができないのです。ですが真に非行問題を解決できるのは、現場で直接感じたことから考えた、しがらみのないアドバイスです。普段、警察官か内にしまってしまう考えこそが、社会には必要なのです。
子どもを非行に走らせない、非行から立ち直るには、警察官の権限をあげることなのです。
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