できる警察官とは〜警察官千葉とうしろうの「ねらい目」

2018.05.21 (月)

「できる警察官」とは、際(きわ)の仕事が来ても対応できる警察官です。

 

 

警察組織は、太く強い線で分断されています。上下関係と、横の関係がはっきりと分かれているのです。上下巻があるため、上下の風通しは悪いです。部署をまたいでの情報交換も良くありません。この多くの線で分断されている組織において、線をまたいで対応できるのが、できる警察官です。

 

 

警察組織は線で分断されているのに、やってくる仕事は線をまたいだものが多いのです。上下関係は階級や年齢や拝命順で分かれています。部署は地域や刑事や交通などで分かれています。ですが発生する事件や事故は、これらをまたいだものが多いのです。そもそも社会現象である事件や事故は、型にはめられないものが多いのです。

 

 

警察官一人一人の頭も固いです。型にはまった仕事しかできない人間が多いのです。「これが来たらアレをやる」「アレが来たらこれをやる」という通り一遍等の考えしかできなくなっており、柔軟性が求められるような仕事に抵抗があるのです。

 

 

際の仕事をするには、普段から線をまたいだ目線が求められます。自分の事だけを考えて、自分の仕事だけをしていては対応できないのです。うちの部署と他の部署、自分の仕事と他の仕事、自分ができる仕事とできない仕事。仕事内容を分断し、視野狭窄に陥っていたは、頭が固いままです。

 

 

際の仕事に対応するには、柔軟性、不感の視点、広い知識、コミュ力、などが求められます。普段の人間性が問われるのです。「自分には階級があるからこの仕事をする」とか「●●部署の自分はこの仕事をするべき」などと線にこだわった価値観のある人に、際の仕事はできないでしょう。

 

未来は小さな一歩から。こちらの内容は、各業界の専門家がインターネットラジオやユーチューブを通して番組を提供する「これから放送局」でも視聴できます。これから放送局はこちらからお楽しみください。

 

 


 

 

 

 

プレゼントの無料小冊子を更新しました。「子どもの非行を防ぎための素直な頭のつくり方」です。

 

 

非行に走る子どもは自己中が多いです。頭が固く、自分の価値観に固執しています。周りの人間の価値観や考えを受け入れられず、自分を通そうとします。自分以外の価値観や考えがあること自体が、見えていないのです。自分が正しくて、自分以外の考えは間違いだという先入観から抜けられない状態です。

 

 

子どもは周りから吸収する度合いが強いので、子どもの成長は周りの大人次第の側面があります。「周りの大人が自己中から脱し、素直な頭を持つ事で、接する子どもにも好影響を与えよう」というのが、この小冊子の狙いになります。

 

頭の柔軟性があり、状況や相手に応じて変化できる事。自分だけでなく、相手の考えも認める事ができる事。一つ上から全体を俯瞰できる事。そんな「素直な頭」をつくるための気づきを、この小冊子から得ていただければと思います。

 

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