なぜ子どもの非行を防ぐために安全運転を心掛けなければならないのか
あなたは車で移動する際は安全運転してますか?
子どもの非行にはモデルの存在があります。どんなに悪ガキでも、ゼロから自分で非行を作り上げるのではありません。もうすでに非行に走っている誰かをモデルにして、真似ているのです。
子どもは真似ることの天才です。親が知らず知らずのうちに、周りの人間の良いところも悪いところも全て取り入れながら大きくなります。
ですので、我々家族としても、悪いところは見せられません。我々家族が子どもに対して、非行に走るような悪いところを見せる機会はあるのでしょうか。
あります。 それは運転している時です。車両の運転には、常に交通違反のリスクが存在ます。交通事故のリスクも存在します。
我々は常に子どもに範を示さなければならず、それは車の運転も際も同じです。歩行者をないがしろにする運転や、道交法に従わない運転などは、子どもにすり込まれ、いずれ真似されます。
というわけで冒頭の質問です。安全運転はしていますか?
よく「進入禁止の入り口に警察官が立って、車が入らないように声を掛ければ、交通違反もなくなるのでは?」なんてことを言っている人がいますが、そんなことを言っているようでは、何もわかっていないのと同じです。
取締りを受けるのは、罰を受けるのと同じ効果もあります。
確かに進入禁止の入り口に警察官が立って車が進入しないようにしていれば、その日の交通違反は少なくなるかもしれません。
しかしそれでは、交通違反に対する一時的な対処でしかありません。
進入禁止を注意されたドライバーは、同じことを今度は別の日にトライしようとします。ドライバーは口で一回注意されたくらいではへこたれません。切符を切られて、初めて交通違反に嫌気がさすのです。
公共の場所で警察官からお説教をされて、忙しいのに大事な時間を使って銀行に行って、自腹を切って違反金を支払って、初めて反省するのです。そこまでして初めて、「違反しないようにしよう」と思えてくるのです。
危険な運転は、将来、子どもが真似をするので注意しましょう。
子どもを非行に走らせないために、ドライバーは子どもたちに模範を示さなければなりません。
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