小学校低学年の子どもと話す際に注意すべき事とは
平静を装って話をする事です。
小学校低学年くらいの子どもは、馴染みのない大人と話をする際、とても緊張します。
「この人はいい人だろうか。悪い人だろうか。」
「自分をどうしようとしているんだろう。」
「怒られやしないか。」
といった感じです。ですので、子どもはこちらの発する言葉に敏感になります。例えば大事な場面で、いくら「何があったのか」を知りたいからと言って、
「その人はこっちに行ったんだね⁉︎」
「どんな人だったか言ってごらん⁉︎」
などと強く聞いたり、
「それは本当なんだね⁉︎」
「ウソじゃないね⁉︎」
などと強く相づちを打っては、子どもは圧倒されて黙るだけです。
聞く方としては、大事な所なのでキチンと聞きたいと思い、ついつい強く何回も聞いてしまいます。モゴモゴした子どもの話し方に業を煮やし、先取りする様な、プレッシャーを与える話し方になりがちです。
しかしその様な雰囲気を出すと、子どもは
「こんな事言ったら怒られるんじゃないか。」
「これは言っていいのかな。」
「これを言ったらどうなるんだろう。」
と構えてしまい、思った事を素直に言ってくれません。
どうしてもキチンと聞きたい大事な所でも、大事な所だと言う雰囲気を表に出さずに、平静を装って話をします。モゴモゴした話でも先取りせず、はやる気持ちを抑えながら話をします。
小学校低学年の子どもが話しやすいように、声を荒げたりせず、抑えながら話す事が求められます。平静を装うのです。
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