子どもの非行を防ぐために出てくる弊害とは

2017.08.25 (金)

目標が必要

 

 

非行をさせないようにするには、子どもにも目標が必要です。「悪いことなんかやっている暇はない。自分はこれをやりたいんだ。」という気にさせることが必要です。

 

 

そこで子どもが目標を持つために必要なのが、「広い視野」と「自己肯定感」です。

 

 

広い視野

 

 

広い視野は、目標を設定するためのものです。どれだけ色々なものを経験したり、見たり聞いたりすることができるかです。世の中には面白いものがたくさんあります。子どもが目標にしたいと思うほど、面白いものがたくさんあります。

 

 

ですがそれを子どもが知らなければ、目標にすることができません。豊富な経験が、自分の興味がわく方向を知らせてくれます。

 

 

自己肯定感

 

 

自己肯定感は、目標を達成するためのものです。自分の興味の方向がわかっても、「そんなこと自分にはできない」と思っては、目標に設定することができません。憧れや、ただの興味対象で終わってしまいます。

 

 

「今後次第でその場所まで到達できる」「自分にもできる」と思わせることが必要です。世の中には謙遜を徳とする風潮がありますが、この場合、謙遜していては損です。興味のある方向に対し、手の届くものと思わせるのです。

 

 

広い視野を持って、興味の方向がわかり、その場所まで手が届くと分かれば、突き進むことができます。

 

 

学校という弊害

 

 

でもその際にどうしても弊害になるのが、「学校」と言う存在なんです。学校に通っていると、いろいろな制約が出てきます。友達づきあいや、学校の成績を上げるための勉強、学校に登校すること自体も制約になり自由な活動を奪います。

 

 

朝から夕方まで時間的に拘束されるのに、その効果には疑問を持たざるを得ません。地域の子どもたちを学校という一箇所に集めて、朝から夕方まで画一的な教育をすること自体が時代遅れなのでしょう。

 

 

いじめも、学校という縛りが引き起こすものです。学校制度の負の面です。多数の児童を同じ箱の中に詰めて長い時間を一緒に過ごさせるので、人間関係に歪みが出てくるのでしょう。

 

 

「いじめがあるような学校には通わなくていい」「いじめがある所以外にも選択肢がある」などと余裕があれば、いじめに対する心構えも変わってくるはずです。いじめに対して余裕を持って構えられるはずです。

 

 

インターネットの普及によって、自立した個を伸ばすことが可能な時代です。それぞれ子どもの個を伸ばせるような教育が必要ですし、それができる時代だと思っています。

 

 

また、個に着目した教育が非行を防ぐことにつながるとも思っています。それぞれの子どもの状況に応じた柔軟な対応の教育ができれば、落ちこぼれる子どももなくし、伸びる子どもはどんどん伸ばせるはずです。

 

 

学校に頼らない教育、学校以外の選択肢を柔軟に選べる教育が求められます。

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