超ロジカル思考「ひらめき」を引き出す発想トレーニング 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー

2017.08.26 (土)

 

この本は、物の見方を変えることをテーマにした本です。

 

 

物の見方を変えるため、筆者は6つのステップを紹介しています。

・ 目に見えるもの → 目に見えないもの

・ 経験したこと → 経験のないこと

・ 過去 → 未来

・ 常識の中 → 常識の外

・ 自分の内面 → 他人の内面

 

 

答えの無い課題が世の中には多くあります。コレといった決まった答えが無いために、どう解いたらいいかもわからないし、どんな答えを求められているのかもわかりません。そんな中で課題を見つけて解決し、価値あるものを作るには、直感が必要なのです。

 

 

下記6人の人物の思考を参考に、どうすれば常識にとらわれず新しい価値を作ることができるかを紹介しています。

・ グーグル創業者 ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン

・ ソフトバンク創業者 孫正義

・ アップル創業者 スティーブ・ジョブズ

・ アマゾン・ドット・コム ジェフ・ベゾス

・ マーケティングの神様 フィリップ・コトラー

・ セブン&アイ・ホールディングス元会長 鈴木敏文

 

この6人はいずれも、生まれ持っての直感力を持っていたのではなかったと筆者は言います。努力によって、物の違う見方を体得し、直感力を得たのです。他の人には見えない世界を、自身の努力によって見えるようになったのです。

 

 

社会に大きな価値を残し、残しているこれらの人物の功績を追いながら、物の考え方、いかに人と違った見方をするかを紹介しています。

 

 

人と違ったものの見方をすることで、価値を作り出せるのは、私たちの子ども世代でもおそらく変わらないはずです。学校のうちはなんでも「右にならえ」が幅を利かせていますが、社会に出ては「いかに違う考えができるか」が試されます。

 

 

この本が、物の見方を変える一助になります。

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