子どもの非行を防ぐのに親に必要なものとは

2018.03.28 (水)

子どもの非行を防ぐのに必要なのは、視野の広さです。視野の広さを得る方法としての代表は読書です。今の所、読書よりも深く視野の広さを得られる方法はないと言えるでしょう。私は、親自身が本を読む習慣を身に付けることをお勧めします。

 

 

非行に走る子どもを見ていると、多様性に対する耐性がないように思います。自分の価値観以外の価値観を理解できず、敵視してしまうのです。他人を容認できる価値観が自分にあればまだいいのですが、自分以外を敵視する価値観を持っている場合、自分以外を容認することができなくなります。世界が自分だけになってしまうのです。

 

 

外の世界を知る方法、自分以外に理解を示す方法、視野を広げる方法は多くあり、多岐にわたります。ネットサーフィン、YouTube、人との会話・・。その中でも私が勧めたいのは、本を読むことです。深く視野を広げる方法としては、読書が最適と言えるでしょう。

 

 

それは、本の著者がある程度以上の知識層であることが理由だと思われます。誰でもアップロードできるインターネットと違って、物理的な本を出版することにはハードルがあるからです。

 

 

子どもの非行を防ぐためには、子ども自信が本を読むことが一番でしょうが、それも難しい現実があります。子どもでも読める良質な本が乏しいのが現実ですし、勉強やスポーツなど、子どもの時間はあっという間にすぎて行きます。

 

 

私は、「子どもを非行には知らせたくない」と思う親自身が、本を読む習慣を身につけるべきだと考えます。この方法であれば、読書を子どもに強要することがなくなります。本の教養が直接、子どもに作用しなくても、身近な存在である親が読書と密接な関係にあれば、その影響はジワジワと子どもにも浸透するはずです。

 

 

親が本屋に行く習慣があれば、子どもも本屋に馴染みを持つことでしょう。親が本を持ち歩いていれば、人が本を読む姿が脳裏に焼きつくことでしょう。家に本や本棚があれば、自分の生活の身近に本を感じることができるでしょう。何よりも本を通して得られた知識は、子どもと一緒に生活をすることによって、子どもにも広がるものなのです。

 

 

子どもの非行を防ぐため、親自身が本を読むことをお勧めします。

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