子どもの非行を防ぐために、規制されるべきものとは何か
非行を助長するものを規制するべきです。
バイク、タバコ、車両を改造する店や車両の改造道具を売る店、パチンコ・・。非行を助長すると考えられているものを規制するべきなのです。
確かにこれらのものはグレーゾーンです。本当に非行と直接関係があるのかどうかわかりません。本当に非行を助長するのかもしれませんし、もしかしたらそれほど関係がないのかもしれません。
非行少年と言うと、タバコを吸ったり、改造されたバイクに乗ったりしているイメージがありますが、本当に多くの非行少年がタバコを吸ったり、改造されたバイクで走り回っているのか。もしかしたら一部だけなのではないか。それとも、そのような少年が一定数いることはいるが、非行としては比較的症状が軽い連中なのではないか。タバコやバイクよりも、もっと大きな闇を抱えている連中がいるのではないか。
直接の因果関係は判然としません。ですがそのような議論をしていては、なかなか非行少年の絶無までは至りません。非行をなくすには、グレーゾーンを潰すしかないのです。
法律というのは、極めて慎重です。犯罪や非行を特定しても、なかなか適用されません。確実にその者と犯罪や非行との繋がりが出てこなければ、「妥当性に欠ける」と判断されるのです。「怪きは罰せず」なのです。
社会にはグレーゾーンのものがたくさんあります。犯罪や非行に繋がるかはっきりとはわからないけれど、「まあ繋がっているんだろうな」と思われているものです。
私たち日本人は慎重になりすぎたのです。だから変化を嫌うし、責任がある選択肢を選ぼうとしません。ですが、そろそろもう一歩踏み込むべきです。グレーゾーンのものを排除し、犯罪や非行に走る子どもたちを減らさなければなりません。
非行をなくすには、非行を助長するものを規制するべきなのです。
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