子どもの非行、万引き、家族の財布からお金を盗むなどで悩んだら相談しましょう
悩みがあったら、相談することをおすすめします。
悩みを消化する目的は、アドバイスをもらうことではなく、自身の頭の中を整理することにあります。悩みだけにとどまらず、私たちの頭の中には、いつもモヤモヤした感覚があります。これは形がなく、あるかどうかも、うやむやな霧みたいなものです。でもそれが頭に引っかかって、なかなか消えなく、気になるんでしたら悩みでしょう。
悩みは、人に話すことでスッキリします。モヤモヤについて人に話すには、頭の中を整理しなければなりません。モヤモヤしたものを見つめ、言語化して人に話すことが、悩みを消化する大事なプロセスです。モヤモヤしたものを人に伝えようと言語化すると、徐々に形がはっきりしてきます。
はっきりすると、解決策も見えて来るものです。解決策は自分で探し、見つけていくものです。自分の悩みに対して、相談相手から神がかったピンポイントで適切な解決策をアドバイスされることは、まずないでしょう。相談相手からもらうのは、ヒントです。ヒントを参考に、自分で探して見つけていかなければなりません。そのヒントは、必ず使わなければならないものではありません。頭の片隅に置いておき、使う使わないは、その時次第です。
相談相手としてうまい人は、相談者が話せるような雰囲気を作ります。悩み消化に向けた、階段を作ってくれます。今いる場所から、悩みを消化して上の階に行くための、階段を用意してくれます。階段を、さりげなくスッと床に置いてくれる感じです。
ぜひ悩みを人に話し、言語化してみてください。きっと消化できるはずです。
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