非行の問題解決でなぜ小学校低学年なのか
「小学校低学年に非行なんかあるのか」
「小学校低学年で非行は早すぎないか」
「非行の悩みを解決するのに、なぜ小学校低学年なんだ」
私が人に自分のビジネスを話すと、必ずこのような質問を受けます。みなさん、私がビジネスの対象を見誤っていると思うようです。
しかし、私はただ漠然と考えなしに小学校低学年と言っているのではありません。本当に非行の問題を解決しようとした際、小学校低学年の子どもに働き掛けることが一番なのです。
難しいことではありません。「できるだけ早い段階で対処しよう」というだけのことです。対処が遅れれば遅れるだけ、非行の深度は深くなります。非行が進めば進むほど、その子どもを思って悲しむ人は多くなります。
非行が進めば進むほど、更生させるのは難しくなります。非行の道から連れ戻すのが難しくなるのです。連れ戻せたとしても、それに伴う労力は大きくなります。連れ戻せる可能性も低くなります。
しかし、だからと言ってあまりにも早すぎては意味がありません。この世に生を受けて間もない赤ん坊に非行対策として何かしら対処しようとすることは適切ではありません。他にやるべきことが、たくさんあるはずです。
お父さんお母さんとしても、天使のような顔をした乳児や幼児に非行の影は見えないはずです。乳児や幼児に非行対策をしようとする気は、誰も起きないでしょう。
非行対策は、小学校低学年が最適なのです。非行が進む前であれば、最小の労力で最大の効果を期待できます。きっと、素直な道に連れ戻すことができるはずです。
お母さんお父さんとしても小学校低学年は、幼児の面影を残した、まだまだかわいい子どもです。そんな「かわいい子ども」が「非行に走るかもしれない」となれば、必死にならざるをえません。
非行に対処するのは、「小学校低学年のうちに」がベストなのです。
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