補導されたんですが、持っているだけで吸っていません。
少年補導は、タバコを持っているだけでされます。20歳未満の者がタバコを持っていれば、吸っていところを見られていなくても、補導されるのです。
「タバコを吸っているところを見られなければ大丈夫。」ではありません。「吸っていたか吸っていないか」が問題なわけではありません。「持っていただけで吸っていない」と言えば補導されないわけではありません。タバコを持っていた時点でアウトです。
例えばある日の夕方、商業施設(イオンやららぽーと)で学生服を着た、一見高校生風の男の子が3〜4人歩いていたとします。雑談しながら歩いており、肩には学校のショルダーバッグを掛けています。
警察官は彼らに「こんにちは」と話しかけて、ここで何をしているのか、どこに住んでいる何という名前の人間か、などを聞きます。その後で持ち物を見せてもらいます。高校生らは渋々、バッグの中を開けます。中には教科書、着替えの服、イヤホン、ペットボトルのジュース、そしてタバコ。タバコは封を切られており、4〜5本減っている状態です。
ここでさらに「これどうしたの?」と質問します。すると高校生は「いや、吸ってません。持っているだけです。」と平気で答えるのです。嘘だとバレバレです。学校帰りの服装で、商業施設内をブラブラ歩いていて、吸いかけのタバコを持って歩いて、「吸っていない」はありえません。
確かに状況次第では、タバコを持っていただけでは補導されない場合もあります。タバコを持っている理由と、少年のいる状況に整合性があり、納得のいくものだった場合です。例えば、少年は「親に買ってくるように言われた」と言っており、親が家にいる時間帯で、親のタスポをもっていて、タバコは封を切られていなくて、家はすぐ近くで。なんていう場合です。
ですが「持っているだけで、吸っていない」なんていう状況はほとんどありません。大抵の場合、タバコを持っているのは吸うためです。吸わないでただ持っていることは、ほとんどありません。
未成年の少年は、タバコは持っているだけで補導されます。気をつけましょう・・ではなく、タバコは成人になるまで吸わないようにしましょう。
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