アイデアのつくり方  〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー

2016.08.02 (火)

 

 

毎日毎日、自身の起業のことで頭がいっぱいです。

商品はどうしたらいいか、ペルソナはどうか、離陸したらやっていけるか、集客は大変とよく聞くけど大丈夫か、ホームページはきちんと機能しているか、メインコラムはうまく書けているか、日々のコラムでネタになりそうなものはないか。

 

一通りそろえてはいるものの、まだまだ完成度が低く、ブラッシュアップの必要性を感じています。「いいアイディアはないか」「何かいいアイディアはないか」と日々もんもんとしている状況です。

 

そこで、アイデアをどうやって手に入れるかという内容の本です。

 

この本では、まずアイディアの原理は二つあり、「アイディアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもない」、「新しい組み合わせを作り出す才能は事物の関連性をみつけだす才能によって高められる」としています。

 

アイディアとは、「この世には無いモノをゼロから魔法のように生み出すのではなく、今あるモノの新しい組み合わせであり、一見何の関連も無いようなモノの間に関連性を見つけ出そうとする心が大切だ。」ということだと思います。

 

そしてアイディアを出すには5つの過程があり、この過程には順番があります。先の過程を経ないと、次の過程に行っても意味がないそうです。

 

1 資料集め。

2 集めた資料を咀嚼(そしゃく)する段階。集めた資料を一つ一つ、あっちに向けてみたり、こっちに向けてみたり。違った光で見てみたり、複数を並べてみたり。

3 一旦考えるのをやめて、想像力や感情を刺激するモノに触れること。そうすることで、無意識の中で集めた資料の組み合わせを色々と考えるそうです。

4 アイディアの誕生

5 現実の有用性に合致させるため、出てきたアイディアを具体化してチェックすること。

 

以上の5段階です。

 

アイディアの「既存のモノの組み合わせ」という原理に救われる思いです。「何か新しいものをゼロからひねり出さなきゃ」というプレッシャーが若干、和らぎます。

 

アイディアを出そうと日々、もんもんとしている人は多いと思うので、参考にしてください。

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