非行に走った子どもに共通する、唯一のいい特徴とは

2017.06.15 (木)

非行は悪いことばかり

 

 

子どもが非行に走ると、基本的には悪いことばかりです。周りが見えなくなりますし、自分よがりになりますし、トラブルを起こしやすくなります。

 

 

悪い人間とばかりつるむようになり、目先の短絡的な快楽のみを求めるようになります。いわゆる、時間を無駄に使うことが多くなります。基本的には転落です。

 

 

非行に走って得られるものとは

 

 

ですが、そんな生意気な非行少年たちの唯一つと言ってもいい、「いい意味」での共通点は、度胸があることです。非行に走ったことによって、何かメリットが得られるのかというと、度胸があげられるのです。

 

 

もちろん、非行に走った子どもの誰もが度胸を得られる訳ではありません。非行に走りながらも度胸を得られない子供もたくさんいます。

 

 

ですが、非行に走らなければ得られない度胸があるのもまた事実だと思うのです。それは強面の相手に立ち向かうような、雄としての度胸とでもいいますか。憤怒による度胸とでもいいますか。非行によって、そのようなものが得られるのです。

 

 

非行の世界も上には上がいます。どんなに息巻いていても、より非行度の強い相手がいるのです。その中で生意気であることを貫くには、度胸がなくてはなりません。

 

 

もちろん、この度胸とは、人の陰に隠れて息巻いていても得られるものではありません。非行の世界で1人で人前に出て、初めて得られるものだと思います。

 

 

非行に走った子どもと接してきましたが、彼らの中には確かに度胸を持つ者もいます。それは「集団でなければ何もできない」ような大半の非行少年たちと違い、相手に1人で立ち向かうことができる度胸を持っている子どもです。

 

 

非行に走って唯一得られるものはといえば、それは度胸なのです。

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