いじめをなくすには
失敗を受け入れること。トライアンドエラーができる土壌作り。
いじめをなくすには、教育が流動的になることです。既存の「学校」ではなく、生徒や児童からすれば、いろいろな選択肢が用意されている様な状態が理想です。
歪みがいじめを生み、いじめをより深刻なものにします。何ヶ月も同じ集団でいるから上下関係ができ、弱いものを虐げる精神が働き、自分がされたら嫌なことを平気でする様になります。
受ける側も何ヶ月も同じ集団でいるしかないから、逃げ場がなくなり、ダメージを回避することができずに心の中に蓄積します。
今ある学校という制度が「一選択肢でしかない」という状況になれば、人間関係の嫌なところなんか抜きにして勉強なり学問なり運動なり社会に出てすぐに役立つ力なりを身につけられます。
流動的であることです。固定されたものではなくです。あっちに行ってもいいし、こっちに行ってもいいし。いつでもです。自分に合わなくても我慢して6年間、3年間、というのが非常に致命的です。
生徒が流動的に動くことができるばかりでなく、学校自体も流動的であることです。教育に参加するものが、トライアンドエラーできる様にです。「教育子どもに関わるのだからエラーなんかしちゃいかん」ではなかなか進まないでしょう。学校も子どもも、エラーしても一からやり直しではなく、すぐに次の渡し船に乗られる様なのがいいですよね。
まずはトライアンドエラーができる土壌作りでしょうか。失敗を受け入れること。失敗は次へ繋ぐチャンス。それがいじめをなくすんでしょう。
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