スティーブ・ジョブズ驚異のイノベーション 〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー
アップルやスティーブ・ジョブズを好きになる本、アップルやスティーブ・ジョブズのファンになってしまう本です。
笑われるかもしれませんが、この本を読んで一番「ため」になった部分は「ジョブズならどうするだろうか」という問いです。人と違う考え方、人と違うものの見方、いわゆるthink differentをするなら、どう考えるべきか。「ジョブズならどうするだろうか」という問いは、think differentをする際の手助けになります。
私自身、「何か他と違う、物の見方はないか」と自問していました。「どうやったら、いい発想ができるんだろう」「ああでもない、こうでもない」と悩んでいました。その時に本書を読んだというタイミングもあるのかもしれませんが、私の悩みを解決する一手段となりました。
アップルの商品、アップルの商品が入った箱、アップルのホームページ、どれも「真っ白な背景にモノが一つ」というイメージです。非常に洗練されていて、無駄なモノがそぎ落とされているイメージです。たのメーカーにはない「洗練された」デザインです。「どうしてそのようになったのか」「そのようにすることにどんな意味があるのか」というのも、本書を読めば理解の一助となります。
アップルストアにも足を伸ばしてみようと思いました。古いマックブックを一つ持っているのですが、「修理しようかどうしようか」「するとしたらどうやってしようか」と悩んでいました。本書を読んで、「アップルストアで相談してみよう」「マックブックの修理をネタに足を運ぼう」と思いました。
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