理想のお客様は自己PRが連れてきてくれる 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー
自己PRコンサルタントによる、ターゲティングとキャッチコピーの本です。著者は自己PRに必要な7つの要素の中の、ターゲティングとキャッチコピーを中心とした話になります。
この本を読むと、著者が自己PRについて随分と詳しく構造化しているという印象を受けます。自己PR作成4つのステップとは何か、自己PRの7つの要素とは何か、価値観とは何か、など、普段まったく意識しないで何げなく使っている自己PRや、そこから派生する信念や価値観などの言葉について、詳しく定義を持たせています。
自己PRの7つの要素
・価値観(あなた自身の価値観)
・信念(あなたの仕事に対する信念)
・自身(専門家としての誇り)
・ターゲティング(理想とするお客様)
・キャッチコピー(お客様に約束できること)
・ブランディング(商品・サービスの価値)
・伝え方(どの順番で何をどう)
のうち、これまでの電子書籍で紹介したのは、価値観、信念、自身となります。価値感、信念、自身は自分自身のとが中心になるので、主にこの作業は、自分だけのものが出て来るかどうかです。自分の内面との闘いになります。
本の一連のシリーズを読んで、自己PRに対す意識が変わった、というのが私の感想です。まさかこれほど深く自己PRと向き合っている向き合っている人がいるとは思いもしませんでした。個人事業主など、自分を相手に伝えなければならない人は、たくさんいるはずです。そのような方達に読みがいのあrj一冊です。
関連する投稿
- どら焼きを食べながら「怒りについて」を読もう
- ローマ皇帝は桜木花道なのか。BBC「ザ・ローマ」に見るレトリックと詭弁
- すべての本の共通点。本には何が書かれているか〜ドラえもんの読書感想文が書ける
- 正当な対価という自己都合な倫理〜お金は銀行に預けるな
- どうして文章を書いていると考えがはっきりするのか〜伝わる・揺さぶる!文章を書く
現在の記事: 理想のお客様は自己PRが連れてきてくれる 〜 子どもの非行を防ぐためのブックレビュー