書家の命題に学ぶ、「非行の兆しを見せた小学校低学年の子どもを素直に成長させる専門家」のミッションとは(1)

2016.01.20 (水)

 

柿沼康二さんという書家をご存知でしょうか。何年か前、NHKの「趣味DO楽」というテレビに出演されていたのを見ました。

 

見ようと思って見たわけでなく、ついていたテレビに映っていただけだったので、偶然に見ました。が、インパクトがあって覚えています。皆さん「書家」というと、どういうイメージをされるでしょうか。日本の伝統を重んじて、気難しくて、静かで・・だと思います。しかし、いかんせん柿沼さんは金髪でした。

 

その番組では、はじめに特大の筆を使って荒々しい字を、アートの様に書く柿沼さんを見ました。私は正直、その様子を見て「この人、”うまい字”を書けるのかな」と思いました。

 

私も子どもの頃、習字教室に通っていたことがあったので、書に対するイメージがあります。机に向かって、紙に筆を使って、手本を真似て形のいい字を書く習字。いわゆる習字のような”うまい字”をこの人は書けるのだろうかと疑いを持ってしまいました。金髪でパフォーマンスをする柿沼さんを見て、習字のイメージを想像できなかったからです。

 

が、柿沼さんの字は素晴らしくきれいでした。古典を真似て字を書くことは臨書というらしく、臨書の様子も見る事ができました。柿沼さんが机の上の紙に向かって筆を走らせると、紙には見事にきれいな字ができあがっていました。その柿沼さんの筆の動きも印象的で、子どもの頃に私が書いていた習字とは別でした。それは筆が紙の上で踊っているような感じです。うまく表現できないのですが、型どおりではないというか。それで生み出される字の線も輝いているというか、躍動感というか、そんなものを感じました。

 

パフォーマンスでの荒々しい作品の裏には、毎日のぼう大な量の臨書が土台としてあるそうです。

 

で先日、ネットサーフィンをするなかで偶然、柿沼さんの記事を見つけ、柿沼さんの命題を見たのですが、「書はアートたるか、己はアーティストたるか」だそうです。

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