賢い子どもは「家」が違う  〜 非行や子育てについて考えるためのブックレビュー

2016.06.08 (水)

 

 

この本は、自らを「教育環境設定コンサルタント」と名乗る著者による、教育環境設定の仕方を解説した本です。

 

「家の各部屋に何を置き、何を排除すべきか。」

「日々の暮らしの中で、どういう家族関係をつくるべきか。」

「子どもにはどんな習慣をつけさせ、そしてどんな悪癖を断ち切るべきか。」

など、「子どもを賢くするにはどういう環境が望ましいか」という内容の本です。

 

一読して、著者は古典的な考えの方なのかという印象を受けました。

 

相談者に

「休みの日には焚き火かフィールドワーク。リビングにはテレビを置かず、ふんだんに本を与えて親もよく読む姿を見せる。芸術表現活動は欠かさない。ピアノも絵も工芸も続ける。従来型の受験勉強をするのではなく、新しい文科省の改革方向性に沿って、自分で考えて自分で表現できるよになることを目指し・・」

「月に2回は焚き火、連休は興味を持った地域へ泊まりがけでフィールドワークを兼ねた旅行。それもテント持参。あとは読書三昧、作文三昧、パズル、キャロム、スポーツ、芸術を楽しむ」

などとアドバイスしたとあり、

「そんな生活は、他から見たら遊んでいるとしか見えなかったかもしれません。」と続きます。

 

読み手からすると「確かに理想はそうなんだけど・・」

という思いです。

 

ですが、見ている将来は同じです。著者の実現したい子どもの姿には、共感できるものがあります。

 

「自主性を持ち、自分で考えて行動できる子ども。」

 

この本を子育てに活用するならば、この本を核として頭の隅におき、柔軟性を持って、それぞれの各家庭に合せて柔軟性ことをお勧めします。

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