個として「小学校低学年の非行・原因や心理・子育て」に挑む
組織でなく、個の時代と言われています。
インターネットを使って、多くの情報を個人で集められるようになりました。そのインターネットの革新は日々進んでおり、革新のスピードはますます速くなるばかりのようです。今まで弱者だった個人が強者を超える、革命の真っ最中です。
組織のメリットはなくなり、個人である事の方が、有利な局面が増えてきました。
組織では、何事も組織優先で考えねばなりません。決断するとき、自分個人でなく組織という実態のないものの存在を第一に考えてばなりません。それが問題なのです。個人個人が自分の事よりも組織を優先するため、個人個人が無理をしなければならないのです。
個人が本音を隠し、組織のために、組織としての建前を話す。建前を話すしかないので、その言葉には人の言葉に刺さるものがなく、どこか嘘っぽいのです。
組織として求められる役割のために、個人は家庭をかえりみずに日夜働きます。組織の前に個人の自由は制限されるものなので、個人に自由はありません。
組織で働いていると、末端も幹部も責任が重大です。個人であればうまく立ち回れるものを、組織は逃げようがないので、もろに責任を受けます。
世間には、組織に対す疑念があふれています。組織の事をだれも信用せず、個人を信用する風潮です。スーパーの野菜売り場で「佐藤さんがつくった野菜」とラベルが貼られた野菜を買う一方、「どうせ警察は」とか「どうせ政治家は」といった疑念は耐えるところがありません。
組織の最前線で仕事をしていると、個人と組織の関係はますますシビアになるであろう事に疑いはありません。子どもの教育や将来にも少なからず影響することでしょう。
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