いじめを解決するために、おさえておくべきポイントとは
警察や法律に頼らないで解決する力が求められます。
警察をはじめ国家権力というのは一見、強そうに見えますが、非常に使いづらいものです。権限があると同時に、それを行使するには非常に高いハードルがあります。簡単に権限を使えないようにする「しばり」があるのです。
権限のある者が、自由に権限を使えてしまったら、力の隔たりが生まれます。私もその時代の者ではありませんが、戦時中の憲兵隊がいい例です。あのような苦い教訓があったからこそ、今日のように、権力のある組織の勢いをそぐシステムができあがっているのです。
警察などの国家権力が自由に力を行使できたら、国民は自由に生活ができません。常に憲兵隊のような組織の影を感じて生活することになります。そんな不自由な生活は、誰の望むものでもありません。だから、常に「その力の行使は適当か」とチェックする体制となっているのです。
結果、それは組織の動きを遅くする要因でもあります。簡単に力を行使できないような体制は、腰の重い、動きの鈍い組織をつくったのです。しかもこの体制は、法律できめられているものなので、簡単に変えることができません。簡単に法律がコロコロ変わってしまっては、基準があいまいになって、生活がとても不便です。
ですがそれと引き換えに、私たちは自由に生活ができるのです。国民を監視する組織が簡単に力を行使できないからこその、今の私たちの生活です。
だから結局、求められるのは個人・民間の力です。動きの鈍く、パワーバランスがへだたっていて、柔軟な展開や自由な発想が妨げられている組織よりも、腰が軽く、素早く動けて、バランス感覚のいい、自由に物事を考えられる個人で、問題を解決することが求められているのです。
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