子どもの言葉遣いを正すには
「子どもが”死ね”だの”気持ち悪い”だの、汚い言葉使いをするようになりました。どうすれば治りますか?」
子どもは家庭の影響を受けて成長します。子どもの言葉使いが気になるのであれば、家族が綺麗な言葉使いを心がけることです。「人の振り見て我が振り直せ」という諺もあるように、結局は自分の振りを正すしかありません。
知らず知らずのうちに、誰かの悪口を子どもの前で言っていないでしょうか?
「このくらい、いいか。」という考えで、子どもの前で誰かの悪口を言っていないでしょうか?
子どもの言葉使いが汚いと感じたら、それは自分の言葉使いを治すチャンスです。ぜひ冷静になって、普段の言葉使いをもう一度洗い出しましょう。
子どもの言葉使いを正すためのポイントは、大回りをすることです。
例えば、とても言葉使いが悪い子どもがいて、その親は普通の言葉使いです。親が子どもに対し、普通の言葉使いになってほしいと思ったら、親は普通の言葉使いのままではいけません。綺麗な言葉使いでなければ、子どもはの汚い言葉使いは普通の言葉使いまで治りません。
例えば、けん引車をご存知でしょうか。車どうしを前後で、ワイヤーや紐で連結させます。片方の車が故障して動かなくなった時など、前の車が後ろの車をけん引して(引っ張って)工場などへ持っていくのです。
けん引している際は、カーブなどで前の車は、けん引していない時よりも大回りでカーブを回らなければりません。それは、通常の周り方ではけん引されている車が、内側がぶつかってしまうからです。引っ張る方は、より大回りをしなければならないのです。
言葉使いも同じです。子どもに50点の言葉使いをさせようとすると、親は70点80点の言葉使いをしなければなりません。
子どもの言葉使いに不満を持ったら、自分の言葉使いを見直しましょう。
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