子どもの非行を防ぐため、なぜ距離を置くのか

2018.03.17 (土)

子どもが非行に走るのを防ぐため、子どもと距離を置いてみてはいかがでしょう。近すぎると見えるものも見えません。一緒にいては、気にならないものも気になってしまいます。近すぎず、遠すぎず、程よい距離感覚が、適度な親子関係を作るのではないかと思います。

 

 

メディアでも活躍しているホリエモンこと、堀江貴文さんがいます。彼はユーチューブで番組を配信しており、視聴者の質問に答える形式です。その中で時々子育てに関する質問を受けるのですが、彼は一貫して子育てに関しては「親の出る幕じゃないです。放っておきましょう。」というスタンスです。

 

 

親としては、子どもに対してあれこれ手を差し伸べたくなります。人生を子どもよりも知っている分、あれこれと先回りしたくなります。ですが、親が子どもに何かを与えようとする時って、親の世代の価値観の枠から出ることはないんですよね。人世代古い価値観でしか物事を見れないのに、これからを生きる子どもに「何か新しいものを」ってのもおかしな話です。

 

 

だから、応援するしかないんです。子どもが選んだもの、やっているもの、好きなもの。それに対して子どもが楽しさを追求できるように、サポートしてあげる。お金が必要になったら出せるように、とか、移動が必要になったら連れていけるように、とか。

 

 

子どもとの距離が近すぎると、先回りしてしまいがちです。やらなくていいことまでやったり、あれこれと詮索したり、コントロールしようとしたり。

 

 

適度に距離を置く。それが健全な親子関係を作り、子どもの非行をも防ぐのだと思います。

 

 

 

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