子の声傾聴会はどこを目指すのか
子の声傾聴会の目指す先は、教育機関の一つになることです。
現在、教育機関と言われてまず始めに挙げられるのが「学校」です。私立も公立も含め、小学校6年、中学校3年、高校3年という流れが教育機関の主流になっています。
ですが教育機関がいつまでもこのままかというと、そうではないと思うのです。将来、教育機関はもっと流動的になると思うのです。
「子どもは学校に行かなくてはならない」
「最低限、高校までは卒業しておかねば」
「いい学校を卒業すればいい人生を送れる」
このような考えがすたれ、学校だけが教育機関ではないことに皆が気づき始めます。
「もっと自由に」
「もっと自分らしく」
「自分が好きなことに」
社会で「これからのライフスタイル」と言われる個人が、教育にも及ぶのです。
未来では、無理をしてまで学校へ通う必要はありません。人間関係がうまく行かなかったらやめればいいのです。自分に合わないと思ったならば、教育機関を変えればいいのです。自分が没頭するものが見つかったならば、それ専門の教育機関に入り直せばいいのです。
いろいろな教育機関が現れては消えていきます。時には手を助け合い、時には分裂もします。規模や方向も様々です。教育を受けようとする者は、その中から自分や子供に合わせて自由に教育機関を選択することができるのです。
子の声傾聴会は、その中の教育機関の一つになりたいのです。社会が流動的になり、多くの教育機関の中から自分に合うものを選択する未来において、その中にあるのが「子の声傾聴会」の未来です。
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